実は自分のThinkPad X1 Carbonですが、少し前からおかしな現象が起きていました。それはスリープにしてもファンが回り続け、止まらないということ。
これだと蓋を閉じてそのままスリープにし、カバンに入れて移動、出先で蓋を開けるとすぐに起動してそのまま作業を続けるという、一般的な使い方ができません。ファンが回り続けるとカバンの中で高音になってしまいますし、バッテリーもどんどん消費していくことになります。
とりあえず休止状態で対処していたのですが、これでは不便です。毎回蓋を開けたときにLenovoロゴからスタートになりますので、時間がかかってしまい、イライラすることこの上なし。
スリープでファンが止まることもあるので様子を見ていたのですが、先日たまった更新をLebovo Vantageで一気に適用し、BIOSアップデートも適用したら、完全にスリープではファンが止まらなくなってしまいました。 ずっと回りっぱなしになるので、必ず休止状態にしなければいけなくなりました。
サポートに問い合わせをしたら「引き取って点検し、修理対応」の提案がされました。いや、それは困ります、これがないとメインで使うパソコンがなくなってしまいます。以前のX1 Yoga、手放さずにとっておけばよかった……と思っても、後の祭り。
なにか試せることはないだろうか? と考えてみたら、昨秋リリースのWindows10 October 2018 Update(1809)を適用していないことを思い出しました。いまいち評判が良くないので、その前のバージョン、1803のままにしていたんですよね。
もしかしたらこれを適用したら改善したりしないだろうかと考え、今更ではありますが、最新バージョンの1809を適用してみることにしました。
Windowの設定で「更新とセキュリティ」をクリックし、「更新プログラムのチェック」をクリック。これが13:15のこと。その後ダウンロードが開始されました。
回線速度があまり早くなくて、ダウンロードが終わったのが14:05(笑)。光回線でダウンロードすべきでしたね。
ダウンロードが終了すると、そのまま自動でインストールが開始されます。
終わったのは14:45。30分以上インストールに時間がかかったことになります。
ここで再起動をします。
その後何度か起動を切り返し、ログインできるようになったのは15:03。約15分かかったことになりますね。自動でedgeが立ち上がり、最新の更新内容が表示されました。
更新ファイルのダウンロード速度はネット環境によって全然違ってくるので、その後の更新にかかった時間は、約15分。インストール自体は全体で約45分、まぁストレスなく更新できる時間感覚だと思います。
さて問題のスリープですが、ちゃんとファンが止まるようになりました! 何度か試したけど、今のところは大丈夫そうです。
解決はしたのだけど、結局、原因は何だったのでしょうか?
レノボから配信されてる各種アップロードはWindows10の最新バージョンに合わせてるから、そこを上げないと齟齬が出るとかでしょうか? すべての更新や組み合わせを試して原因を突き止めることは、さすがに細かいし組み合わせが無限にありすぎて、個人で試すのは無理です。
言えるのは、やはりOSにせよドライバーにせよ、できるだけ最新のものにしておくべきだ、ということになるのでしょう。最近のWindows10は更新するとトラブルが起きるということが頻発していて、様子見をする人も多いです。自分も今回は適用しないまま次を待とうと思ってた。ところが実際、更新しないことでトラブルが起き、更新したら解消したわけです。
やっぱり更新は(公開直後に様子見ですぐ行わないのはありとしても)できるだけちゃんと行っておくべきだという、教訓になりました。
→ちゃんと更新を適用して快適に使ってます。ThinkPad X1 Carbon!
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その後、追加の記事を書きました。