ThinkPad X1 Yoga はじめて日記

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ThinkPad X1 Fold、ついに正式販売発表! だけど……

ThinkPad X1シリーズ絶賛販売中! いきなり大幅割引あり!

最初の発表から1年位、本当に出すぞと言ってから8ヶ月近く、ついにThinkPad X1 Foldの販売が正式決定しました!(近々日本版ホームページでも表示の更新がされると思います)

13.3インチ 2048 x 1536 有機ELディスプレイ(10点マルチタッチ、デジタイザペン対応)。プロセッサはLakefield(Inte Core Processor with Intel Hybrid Technology)。メモリは8GB。ストレージは512GB SSD。OSがWindows 10。本体重量約973g。キーボードは約173g。バッテリー駆動時間約11.7時間(JEITA 2.0)とのこと。

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驚きはその値段。レノボオンラインショップ直販価格はWi-Fiモデルで366,300円からで、税込み399,300円。5Gモデルの価格については後日改めて発表予定とのこと。発売日は10月13日だそうです。

実質約40万円ですか……発表当時は買う気まんまんでしたが、今は考え込んでしまう値段です。レノボお得意の割引クーポン・セールでどれくらいがんばってくれるか、気になるところではありますが。
先日auからの販売も決定したSamsungの折りたたみスマートフォン、Galaxy Z Fold 2がアメリカでは1,999ドル、日本円で約210,000円。

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比較すれば当然X1 Foldのほうがはるかに画面も大きいですし、さらにZ Fold 2で期待されながらも実現できなかった「画面が頑丈でペンを使える」機能を、画面にカーボン製の補強層を設けて実現したそうです。

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Z Fold 2せ初代同様で見た目が悪いと気にする人もいる「折りたたみ時の隙間」には専用キーボードを挟み込むことで、スマートに解決。

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それだけ先進的な技術を導入し、かつスマートフォンではなくPCだと考えると、これくらいの値段差はあっても当然なのかもしれません。

しかし個人的に最も問題と言うか購入に踏み切れない理由は、なによりも昨今の情勢変化です。毎月どころかほぼ毎週飛行機に乗っていた自分の仕事スタイルは、この春から激変。もう半年以上、一度も飛行機に乗れていません。もちろん海外も行けていません。

そうなるとこちらの記事で取り上げた「移動先・移動中の使い分け」をする機会もほとんど無いわけです。

当ブログではこれまでずっと、ThinkPad X1 CarbonThinkPad X1 yogaの、ノートパソコンとしての機動性や使い勝手にこだわった記事を載せてきました。その点から言ってThinkPad X1 Foldは極めて理想的であり、もし何もなければ、値段に関わらず購入を決めていたことでしょう。それでどれだけ生産性も上がったかと考えると、本当にワクワクします。

しかし今の情勢で買っても、完全に宝の持ち腐れ。さきほどのGalaxy Z Fold 2に関する記事でも、こういうものを見かけた覚えがあります。改めて探したのですが見つけられなかったので、記憶で書きます。

これまでであれば満員電車内では折りたたんで、座れれば広げて使うというような用途が考えられていたかもしれないが、在宅では実用的ではない。家では普通のスマートフォンとタブレットの2つをそのまま使える。20万円以上出すならその2つに加えてさらに安価なノートパソコンまで買える。
通勤時や出張時の荷物を可能な限り減らすことが求められたこれまでの世界では投資する価値のある価格だったかもしれないが、昨今の状況では果たしてその価格に見合う価値を見出す事はできるのだろうか?

この問題意識は、ThinkPad X1 Foldにも当てはまってしまうことでしょう。

かたや、ThinkPad X1 CarbonThinkPad X1 yogaなど従来型のノートパソコンは、在宅勤務の急速な拡大と増加で、むしろ需要が大幅に増えたとも聞きます。これまで会社のデスクトップでしていた作業を半ば強制的に自宅に持ち帰らせる必要があり、それに見合う処理能力と作業性を兼ね備えたノートパソコンが必要だということなのでしょう。
それでもたまには会社に行かねばなりませんから、そのときに持ち運べる重量である必要もあります。そういう面でも、これら軽量型ノートパソコンは需要が急拡大したのは間違いありません。

ThinkPad X1 Foldは約5年かけて開発を重ねついに実用化。その機能を昨今の情勢ゆえに(少なくとも自分の今の生活では)活用できないことが、残念でなりません。

世界が再び落ち着きを取り戻し、X1 Foldを持って世界中を飛び回れる日が来たら、喜んで買わせていただこうと思っています。
ただ希望があるとしたら……その時までに専用キーボードにThinkPadの特徴でもあるトラックポイント搭載型を用意しておいてほしいなと思います。赤いポッチこそ、ThinkPadがThinkPadを名乗れる最大の特徴だと思ってますので。
あと、本体メモリーが8GB限定なのも気になるところ。ここは16GBモデルを追加してほしいところですね。

→ついに販売開始、ThinkPad X1 Foldの詳細を見てみる


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