朝起きてニュースを見てたら、久しぶりにガジェット関連のニュースでたまげました。
最近のスマホで流行りつつある折り曲げ可能なフォルダブルの形式を採用したThinkPad、しかもハイエンドのX1シリーズの登場です。その名もThinkPad X1 Fold。
開けば有機EL(OLED)13.3インチサイズの大画面、それを最新のWindows 10XというOS(初期出荷は従来どおりのWindows10になるとのこと)を使うことで2つに分け別々に使えたり、片方をタッチパネルのキーボードにすることも出来る。Galaxy Foldでもいまいちと指摘されてた「折りたたみ時に生じる隙間」に専用キーボードを挟めばその隙間もなくなり、とてもスマートな外見になるようです。しかもその挟んでる状態でワイヤレス充電されるそうで、とくに充電を意識する必要はなさそう。これは便利です。
片面利用の場合は約9.6インチになるそうで、小柄なPCとして十分なサイズと言えます。
重量も1kg以下とのこと。軽量なThinkPadを望んできた自分としては、本当に嬉しい話です。
裏のカバーは一部を折り曲げられ、そのまま自立できるスタンドにもなるとのこと。横長の通常画面でも、縦でも使える。よく考えられてますね。
タッチパネルなので、ペンでの操作も可能です。
動画を見る限り今の所メモリーは8GB、SSDは容量をいろいろ選べそうですが、ThinkPadはどのモデルもメンテナンス用のマニュアルが一般公開されるくらいユーザービリティーが高いのも売りのひとつなので、おそらくSSD交換用の手順も公開され、ユーザー側での交換も可能でしょう。
気になるのは、まず値段。約2,500ドルとなると日本円で約27万円。さすがにちょっと高いです。あと、付属のキーボードにいまのところ赤ポッチのトラックポイントがない! これでThinkPadを名乗るのはどうなのよ? と思わざるを得ません。いちおうトラックポイント付きも開発はしてるとのことなので、ぜひ販売開始と同時にそれも選べるようにしてほしいと思います。
これだけ見てワクワクするガジェットも久しぶりな気がしますね。今度買い換えるとしたら、これを選びそうな気がします。
こちらが、レノボ社による公式の紹介ページ(英語)となります。
簡単ではありますが、レノボ・ジャパンでも日本語による紹介ページを昨年に少しだけ発表されていました。開発段階であったものがこうして正式に商品化にこぎつけたと考えると、胸が熱くなります。