ThinkPad X1 Yoga はじめて日記

人生初のThinkPad、X1 Yoga (2016)を使うこと2年。ThinkPadの使いやすさとバランスの良さに惚れた管理人は2年の時を経て、X1 Carbon (2018)を購入。ThinkPadの使い方を極めていく日々は続いていきます。

ThinkPad X1 Carbon、X1 Yogaもついに32GBメモリ搭載可能の時代へ突入

先日3月23日、第9世代となる新型のThinkPad X1 Carbonが発売開始となりました。

今回最大の特徴はやはり、ついにメモリーが32GB搭載可能となったことでしょう。

オンボードで購入後の交換ができないハイエンドモデル、かつ軽量モデルで32GB搭載可能な時代が来たのかと、感無量です。

SSDも2TBまで選べますが、これは従来どおり購入後に交換可能と思われるので、とりあえず安価なものを選んでおいて後から交換するのが良いと思います。それにしても2TBで+17万円というのは、どうなんでしょうか。

また見た目の大きな変化としては、ディスプレイの画面比率が16:10になりました。
たとえば従来のFHD(1920x1080)から、WUXGA(1920x1200)に変わる感じです。これまでのモデルより若干縦が伸び、正方形に近づいた感じですね。作業のしやすさという点で、この変化は歓迎したいと思います。
より高精細なWQUXGA(3840x2400)も選べます。

重量は従来の約1.09kgから約1.13kgに微増。筐体サイズ自体は第8世代の約323×217×14.95mm(幅×奥行き×高さ)から、約314.5×221.6×14.9mm(同)へ変更されたので若干小さくはなっているんですが、バッテリー容量が増えたためにこの重量増となったようです。
おかげで駆動時間も約19.8時間から約26時間へと伸びたそうで、これは良い変化と言えるでしょう。

個人的に気になってた排熱口の位置が右側面から背面に移ったのは嬉しいです。右だとマウスを使うときに風が当たって熱くなることがありますが、背面なら自分にその風が当たることはありませんからね。

コネクターは左側面がThunderbolt 4(USB 4)×2、USB 3.0 Type-A、HDMI。右側面にイヤフォン・マイクコンボジャック、nanoSIMカードスロット(搭載モデル選択時)、USB 3.0 Type-A(常時電源供給対応)。
5G/4G LTE、Wi-Fi 6、Bluetoothにも対応。
インカメラはは評判の良かったプライバシーシャッターつきHD画質Webカメラ(オプションで顔認証対応)となりました。
電源ボタンでの指紋認証にも対応しています。

 

昨年までもそうですが、今年もX1 CarbonとThinkPad X1 Yogaの基本設計は同じです。インテル Core i5-1135G7 プロセッサー (2.40GHz, 8MB)をはじめとする、インテル ® Evo™ プラットフォームによる新型CPUを搭載しているとか、メモリー上限が32GBだとか、そういう点ですね。

違いはペンが使えて360度の折りたたみが可能でタブレットとして使えたり、この画像のように立ててスタンドのようにして使えること。これはこれで狭い飛行機の中などで役にたちます。

X1 Yogaの重量は約1.4kg。折りたたみ機構の設計でどうしてもX1 Carbonよりは重くなってしまうのでしょう。
Yogaのバッテリー駆動時間は約23.9時間と、Carbonより若干短めです。

Yogaは今年が第6世代。自分が一番最初に買ったThinkPadは2016年の第1世代のYogaですから、時の経つのは早いものです。

 

マイナーチェンジかなと思いつつ、実はメモリーや画面の比率など、重要なところが刷新されたX1 CarbonとX1 Yoga。大幅に変更されたと言うべきでしょう。
自分も買い替えを検討したくなりますが、32GBのメモリーをノートPCに搭載するというのは、実際どれくらい利便性が上がるものなのかなとも思ってしまいます。相当重い動画ファイルを編集するとかに力を発揮しそうではありますが、自分の用途であれば、まだまだ16GBあれば十分かなという気もするんですよね。

ですが能力不足を感じていた人には、今回の新モデルはとても魅力的と言えるでしょう。

→2021年版、新型ThinkPad X1 Carbonの詳細を見てみる

→2021年版、新型ThinkPad X1 Yogaの詳細を見てみる

「数日以内にパソコンを購入したい」コロナ禍で確実に、すぐ手元に届くノートパソコンは?

昨年から何度か「業務で数日以内にそれなりのスペックのノートパソコンが必要になったのだが、即納モデルは問い合わせてみたら在庫切れだったりで買えない。何か知らないか?」と聞かれることがありました。
昨今の新型コロナウイルス問題で在宅テレワークを余儀なくされる人が増え、ノートパソコンの需要も急増、どこも在庫切れで手に入らないという問題が起きているようです。
ThinkPadも基本はオーダーメイド・カスタマイズをしてそれぞれの人が好みのモデルを作り上げられるのが良い点なのですが、数週間はかかるのが普通です。
それだと間に合わない、即納モデルがほしいとなると、いくつかに絞られてくるのも事実。
そこで今回はそんな中からいくつか、納期が数日で発送されるモデルを探してみました。

ThinkPad E14 (第10世代インテル)

まずThinkPad E14。ごくごく基本的な14インチサイズのモデルです。第10世代インテル®Core™ プロセッサー、FHD液晶、メモリーは8GBと、ビジネスで使う場合は標準的。電源ボタンが指紋認証を兼ねてます。

納期が数日の短納期モデルはSSDは256GBなのですが、これはThinkPad。当サイトでも何度も紹介してきたように、ThinkPadの特徴は「自分でSSDを自由に交換できるところ」と言っても良く、急いでいるならとりあえずすぐに手に入るモデルを買っておいて、別にアマゾンでSSDだけ買っておくのもありです。パソコン本体と違って、SSD単体なら普通に買えますからね。
さらにこのモデルはThinkPad X1 Carbonのように徹底的にスペックを高めてない、言い換えると余裕があるので、自分でメモリーを交換することが出来ます。8GBを自分で16GBに変えることができる訳です。「短納期はカスタマイズできない、8GBしか選べない、困った」という場合も、とりあえずそれで買っておいて、SSDもメモリーも自分で交換してしまえばいいのです。このあたりを準備しておけば大丈夫です。

今だとクーポンを適用すると6万円以下で購入できるので、急ぎで、かつともかく安定して動くノートパソコンがほしいという期待に応えられる機種だと思います。

 

ThinkPad E15 (第10世代インテル)

「14インチだと小さいな」「テンキーがほしいな」という人は、こちらの15.6インチモデルはどうでしょうか。
個人的にはノートパソコンにテンキーがついてると、入力時に画面の正面に座ると入力の中心線がずれるので苦手なんですが、あまり気にしない人もたくさんいらっしゃるんですよね。

スペック的にはさきほどのE14とさほど変わりません。画面の大きさが違う、テンキーがついてる、大きい分重い、最安モデルで5000円くらい高いというくらいでしょうか。ただ、持ち運びやコンパクト性ではなく、普段遣いの便利さを重視するなら大型モデルも良いと思うので、そこはお好みでよろしいかと思います。

 

 IdeaPad S540 (15) (第10世代インテル)

こちらはThinkPadというわけではないのですが、「納期が数日で手に入るもの」という視点で探していたら見つけたモデルになります。

なんと512GBSSD搭載モデルでも6万円ちょっとで、なかなかお買い得な感じがします。ThinkPad特有の赤いトラックポイント、キーボード剛性などにあまりこだわりがないなら、こういう選択肢もありかなと思いました。
これはThinkPadではありませんが、メモリーやSSDの交換はいちおう出来るそうです。

 

去年からこういう短納期モデルを見てて思うことなのですが、ともかく流通や在庫が流動的で、昨日は納期2〜3日だったのに、今日見たら1週間になっていたとか、その翌日見たらもう在庫がなくなっていたみたいなケースがとても多いような気がします。
それだけ世界的に需給が逼迫しているということなのでしょうか。
今回紹介した3機種も、記事の作成時と公開時で状況が変わってるかもしれません。必要な方がいらっしゃれば、早めに購入されることをおすすめします。

ThinkPad X1 Nanoこそ、今年の最注目ThinkPadなのかもしれない

本日12月8日より、ThinkPad X1 Nanoが発売開始となりました!

今年は従来のThinkPad X1 CarbonThinkPad X1 yoga以外に、新しくThinkPad X1 Foldなどまったく新しい商品も登場したわけですが、実はこのNanoこそ、新機軸の大本命ThinkPadという気がします。

なによりも最大の特徴は、ついに1kgを切った本体重量! 最小で907gと、800g台が視野に入る重量です。これまでのX1 Carbonから一気に100g以上軽くしてきたことになります。

本体性能も文句なし。バッテリー容量は48Whあるので通常使用なら問題ないです。JEITA測定法2.0で約22.87時間とのことなので、実際は日中使って帰るまではぎりぎり持つくらいは使えるでしょう。

メモリーはオンボードで8GBか16GB。CPUは第11世代のCoreプロセッサ。SSDも交換可能なm.2SSDで、最大1TBまでユーザーが交換可能とのことです。(ただしSSDはサイズがType2242と言われる、長さは通常の半分の長さのものなので、自分で交換する場合は注意が必要です。当サイトでこれまでに交換用として紹介してきたSSDは通常の長いものなので、使えません。ご注意ください。)
まだカスタマイズページが用意されてないのでどういう組み合わせで選べるのかはわかりませんが、多様な組み合わせで選べることを期待したいところです。

ディスプレイのサイズは13インチ(16:10のアスペクト比、2,160×1,350ドットの解像度)なので、X1 Carbonの14インチよりは小さくなります。でも13インチはノートPCではよくあるサイズなので、違和感は全く無いでしょう。

キーボードストロークはX1 Carbonの1.5mmより短い1.35mmだそうですが、何よりもキーボードを大事にする設計思想で知られるThinkPadなので、そこは妥協は無いそうです。もちろん赤ポッチのトラックポイントも健在。だから、これのないFoldをThinkPadと呼んで良いのか? という問題はあるんですよね。トラックポイントつきキーボードも開発してるそうではありますが。

外出中に使える携帯の電波は、5GもしくはLTEのWWANをオプションとして選べるとのこと。5Gが選べるようになったのが時代の流れだなと思わされます。

コネクターはUSB Type-Cを左側に2つ用意。通常サイズはありません。画面出力も無いです。Macなどもそうなってきてますが、そういういろんなことをしたいなら自分でハブを一つ用意してね、本体は徹底的にシンプルにしていくよというのは、これも時代の流れなのかもしれません。

面白いのが、Windows Helloの顔認証利用して、座ったら自動ログインで画面ON、席を立ったら画面OFFという利便性を実現したところ。これ、空港ラウンジやカフェで使ってるときにとても便利です。
もちろん指紋センサーもついてます。

今の自分が使ってるのは2018年版のX1 Carbonで、まだまだ全然使えます。ただパソコンというのはスマホと並び日々かならず使う最重要生活道具と言っても過言ではなく、経年劣化による突然のトラブルで困らされないためにも、2年毎くらいに買い替えて最新にしておいたほうが安心だというのはあります。
そう考えるとNanoに買い換えるのはありとも言えますが、やはりFoldも気になるところ。だがFoldは税込み割引後でも約33万円という超高額機。SSDも1TBにできるものの、メモリーは8GBまで。やっぱりNanoが現実的で、かつ目新しさもあって面白い? まだ肝心のNanoのカスタマイズ価格が出てないこともあり、悩むところです。

→ついに出た1kg切り最軽量! ThinkPad X1 Nanoの詳細を見てみる

ThinkPad X1 Fold、ついに正式販売発表! だけど……

最初の発表から1年位、本当に出すぞと言ってから8ヶ月近く、ついにThinkPad X1 Foldの販売が正式決定しました!(近々日本版ホームページでも表示の更新がされると思います)

13.3インチ 2048 x 1536 有機ELディスプレイ(10点マルチタッチ、デジタイザペン対応)。プロセッサはLakefield(Inte Core Processor with Intel Hybrid Technology)。メモリは8GB。ストレージは512GB SSD。OSがWindows 10。本体重量約973g。キーボードは約173g。バッテリー駆動時間約11.7時間(JEITA 2.0)とのこと。

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驚きはその値段。レノボオンラインショップ直販価格はWi-Fiモデルで366,300円からで、税込み399,300円。5Gモデルの価格については後日改めて発表予定とのこと。発売日は10月13日だそうです。

実質約40万円ですか……発表当時は買う気まんまんでしたが、今は考え込んでしまう値段です。レノボお得意の割引クーポン・セールでどれくらいがんばってくれるか、気になるところではありますが。
先日auからの販売も決定したSamsungの折りたたみスマートフォン、Galaxy Z Fold 2がアメリカでは1,999ドル、日本円で約210,000円。

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比較すれば当然X1 Foldのほうがはるかに画面も大きいですし、さらにZ Fold 2で期待されながらも実現できなかった「画面が頑丈でペンを使える」機能を、画面にカーボン製の補強層を設けて実現したそうです。

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Z Fold 2せ初代同様で見た目が悪いと気にする人もいる「折りたたみ時の隙間」には専用キーボードを挟み込むことで、スマートに解決。

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それだけ先進的な技術を導入し、かつスマートフォンではなくPCだと考えると、これくらいの値段差はあっても当然なのかもしれません。

しかし個人的に最も問題と言うか購入に踏み切れない理由は、なによりも昨今の情勢変化です。毎月どころかほぼ毎週飛行機に乗っていた自分の仕事スタイルは、この春から激変。もう半年以上、一度も飛行機に乗れていません。もちろん海外も行けていません。

そうなるとこちらの記事で取り上げた「移動先・移動中の使い分け」をする機会もほとんど無いわけです。

当ブログではこれまでずっと、ThinkPad X1 CarbonThinkPad X1 yogaの、ノートパソコンとしての機動性や使い勝手にこだわった記事を載せてきました。その点から言ってThinkPad X1 Foldは極めて理想的であり、もし何もなければ、値段に関わらず購入を決めていたことでしょう。それでどれだけ生産性も上がったかと考えると、本当にワクワクします。

しかし今の情勢で買っても、完全に宝の持ち腐れ。さきほどのGalaxy Z Fold 2に関する記事でも、こういうものを見かけた覚えがあります。改めて探したのですが見つけられなかったので、記憶で書きます。

これまでであれば満員電車内では折りたたんで、座れれば広げて使うというような用途が考えられていたかもしれないが、在宅では実用的ではない。家では普通のスマートフォンとタブレットの2つをそのまま使える。20万円以上出すならその2つに加えてさらに安価なノートパソコンまで買える。
通勤時や出張時の荷物を可能な限り減らすことが求められたこれまでの世界では投資する価値のある価格だったかもしれないが、昨今の状況では果たしてその価格に見合う価値を見出す事はできるのだろうか?

この問題意識は、ThinkPad X1 Foldにも当てはまってしまうことでしょう。

かたや、ThinkPad X1 CarbonThinkPad X1 yogaなど従来型のノートパソコンは、在宅勤務の急速な拡大と増加で、むしろ需要が大幅に増えたとも聞きます。これまで会社のデスクトップでしていた作業を半ば強制的に自宅に持ち帰らせる必要があり、それに見合う処理能力と作業性を兼ね備えたノートパソコンが必要だということなのでしょう。
それでもたまには会社に行かねばなりませんから、そのときに持ち運べる重量である必要もあります。そういう面でも、これら軽量型ノートパソコンは需要が急拡大したのは間違いありません。

ThinkPad X1 Foldは約5年かけて開発を重ねついに実用化。その機能を昨今の情勢ゆえに(少なくとも自分の今の生活では)活用できないことが、残念でなりません。

世界が再び落ち着きを取り戻し、X1 Foldを持って世界中を飛び回れる日が来たら、喜んで買わせていただこうと思っています。
ただ希望があるとしたら……その時までに専用キーボードにThinkPadの特徴でもあるトラックポイント搭載型を用意しておいてほしいなと思います。赤いポッチこそ、ThinkPadがThinkPadを名乗れる最大の特徴だと思ってますので。
あと、本体メモリーが8GB限定なのも気になるところ。ここは16GBモデルを追加してほしいところですね。

→ついに販売開始、ThinkPad X1 Foldの詳細を見てみる


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