ThinkPad X1 Yoga はじめて日記

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Huawei FreeBuds Proこそ「2台持ち」の人にとって最強のノイズキャンセリング完全ワイヤレスイヤホン

最近はこのところのご時世にも関わらず電車に乗る用事が増えてしまってます。そこで気になるのが、電車の音。ご時世のせいで窓が開いてるじゃないですか。エアコンは強力にしてくれてるので窓が開いてても寒いくらいなのですが、なにせ音がうるさい。音楽を聞いていても、地下鉄だとうるさくてかないません。

そういうときこそノイズキャンセリングイヤホンの出番。以前も紹介したこちら、SONYのWI-1000Xは、飛行機に乗る機会が全く無くなってしまった今でもバッテリーは現役で十分使えてます。今は後継のWI-1000XM2が出てて、それもなかなか評判がいいようです。

だけど問題があって、それはマスク。ご時世のせいでさすがに電車に乗ってるときにマスクをしないわけにはいかないのでつけますが、WI-1000Xみたいなイヤホンだと、耳のところにコードがあるので、マスクをつけた上に耳に差し込んだ状態でマスクを外すと、引っかかるんです。これが飲み物を飲むとか、駅から外に出た後にマスクを外す際に邪魔で仕方がない。イライラしっぱなしです。

かといって家にあるAirPodsでは遮音性ゼロ。しかもだいぶ古いのでもうバッテリーがヘタってしまってます。

この状況を改善できるのはノイズキャンセリング機能付きの完全ワイヤレスイヤホンの導入しか無いと思い立ち、いろいろ探しました。

やはり一番有名なのはAirPods Proでしょうか。

値段は3万円近くする。高いですね。

 

それと以前からずっと気になってたことがありまして、それはiPhoneとAndroidの2台持ちで、Bluetoothの接続先を変更する際の面倒臭さ。毎回つなぎ直したい方で選択する必要があります。音楽はiTunesで同期してるのでiPhoneで聞くことが多いんですが、YouTubeなどの動画は画面分割して他のアプリを使いながら見ることのできるAndroidを使うことが多く、この切替が地味にストレスになっていました。

そこで存在を初めて知ったのが、Bluetoothのマルチポイント接続という機能。複数の機器とペアリングできるマルチペアリングではありません。
マルチポイント接続は、同時に2つの機器とつないで、その状態を維持できる機能を指します。
例えばAの機器につないで音楽を聞いてて、Bの機器で動画を再生するとします。マルチペアリングの場合はまずBの機器のBluetooth設定を開いて、つなぎ直してから、動画を再生する必要があります。
これがマルチポイントの場合、Bの機器で動画を再生すれば、そのままその音が再生されます。Bluetoothの接続をし直すという手間が一切不要なんです。

電話も、たとえばAで音楽を聞いてるときにBに電話がかかってきたら、ちゃんと着信音が鳴って、そのままBで電話に出ることができる。そうするとAの音楽は勝手に止まります。

この機能はすごいと思い対応してる完全ワイヤレスイヤホンを探したんですが、ともかく数が少ない。SONYが先日出した最新のWF-1000XM4ですら非対応です。

前フリが長くなりすぎてすいません。そこでやっとたどり着いたのが、Huaweiの FreeBuds Proになります。

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このFreeBuds Proでは、さきほどから紹介してる機能はデュアルデバイス同時接続という名前になってますが、もちろん同じです。

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これが実際に使ってみるととんでもなく便利。機器切替えのストレスというものが全く存在しません。iPhoneの音楽を止めて、Androidで動画を再生するだけで自動で切り替わります。
同時再生、つまり音楽と動画の音が両方聞こえるということは無いですね。その場合は先に再生してる方を止めたら、後から再生してる方の音に切り替わります。それでいて通知音は、音を聞いてない方のものが鳴るのもしっかり聞こえる。どういう仕組になってるのか不思議で仕方がないですが、ともかく便利すぎる!

これはBluetooth接続の機器2台までならどんな組み合わせでもOKです。たとえばスマホとPCの組み合わせも出来ます。もちろんThinkPad X1 CarbonThinkPad X1 Yogaも接続できます。ただし組み合わせを変更した場合、どれとどれにつながってるのかは確認したほうがいいです。AとBで使ってて、Cに接続し直した場合、AかBはどちらかが切断されますが、それを意図的に選ぶのは難しいので。

他のノイズキャンセリング付き完全ワイヤレスイヤホンに比べれば値段も安めです。
ではそのノイズキャンセリング機能はどれくらいかと言うと、WI-1000X並にはちゃんと抑えられてように感じます。つまり数年前の最強レベルのノイズキャンセリングイヤホンくらいには効くということになります。AirPods ProやWF-1000MX4は持ってないので比較は難しいですが、それらには負けてしまうかもしれません。でも十分と言える遮音性能と言えると思います。

イヤホン単体で音量の上げ下げ、次の曲、前の曲、ノイズキャンセリングの機能のオンオフなども出来ます。

 

気になるのは、イヤーピースの形が特殊でちょっと縦長なので、代替品との交換が難しいこと。


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もちろんS/M/Lの3種類は標準で付属してますが、自分の場合、左耳はMがぴったりなんですけど、右耳がMだとちょっと小さく、Lだと大きすぎて耳が痛くなってしまうんです。微妙に合わないので、しっかり押し込まないと外の音が入り込んできて、ノイズキャンセリングの機能の意味がなくなってしまう。角度や押し込み具合などいろいろ試してますが、簡単にはしっくりくる感じにはならないですね。上手くハマると最高なんですが……耳の形って毎日変わりますっけ?

ともかく、FreeBuds Proの性能は、値段や機能のバランスから見ても最高と言って構わない出来だと思います。とくにマルチポイント接続は本当に便利! これだけで他のものを使う気はなくなってしまいます。iPhoneだけの人ならAirPods Pro一択な気もしますが、世の中には自分のように2台持ちの人もそれなりにいると思うので、そういう方には熱烈におすすめしたいですね。

ちなみにAiePodsなどのアップル製品は、アップルのエコシステムの中で使う分にはとても便利です。たとえばiPhone、iPad、Macbookと持ってて、その一つとペアリングするだけで、他でも使えるようになる。iPhoneで音楽を聞いてるときにiPadで動画を再生すれば、そちらに自動で切り替わる。そういう意味ではアップル製品の中ではマルチポイント接続を実現しています。でもこれはAndroidやWindowsなどには使えない。あくまでもアップル製品の世界の中だけなんです。アップルの自社囲い込み戦略とはよく言われますが、それはこういうところにも現れてると言えます。
企業戦略としては正しいのかもしれないけど、ユーザー側としては、FreeBuds Proのようにどれで使っても同時接続させてよ言いたくなります。
それを実現してくれたHuaweiには感謝って気持ちです。

→マルチポイント接続は素晴らしい!  FreeBuds Proの詳細を見てみる

ThinkPad X1 Carbon、X1 Yogaもついに32GBメモリ搭載可能の時代へ突入

先日3月23日、第9世代となる新型のThinkPad X1 Carbonが発売開始となりました。

今回最大の特徴はやはり、ついにメモリーが32GB搭載可能となったことでしょう。

オンボードで購入後の交換ができないハイエンドモデル、かつ軽量モデルで32GB搭載可能な時代が来たのかと、感無量です。

SSDも2TBまで選べますが、これは従来どおり購入後に交換可能と思われるので、とりあえず安価なものを選んでおいて後から交換するのが良いと思います。それにしても2TBで+17万円というのは、どうなんでしょうか。

また見た目の大きな変化としては、ディスプレイの画面比率が16:10になりました。
たとえば従来のFHD(1920x1080)から、WUXGA(1920x1200)に変わる感じです。これまでのモデルより若干縦が伸び、正方形に近づいた感じですね。作業のしやすさという点で、この変化は歓迎したいと思います。
より高精細なWQUXGA(3840x2400)も選べます。

重量は従来の約1.09kgから約1.13kgに微増。筐体サイズ自体は第8世代の約323×217×14.95mm(幅×奥行き×高さ)から、約314.5×221.6×14.9mm(同)へ変更されたので若干小さくはなっているんですが、バッテリー容量が増えたためにこの重量増となったようです。
おかげで駆動時間も約19.8時間から約26時間へと伸びたそうで、これは良い変化と言えるでしょう。

個人的に気になってた排熱口の位置が右側面から背面に移ったのは嬉しいです。右だとマウスを使うときに風が当たって熱くなることがありますが、背面なら自分にその風が当たることはありませんからね。

コネクターは左側面がThunderbolt 4(USB 4)×2、USB 3.0 Type-A、HDMI。右側面にイヤフォン・マイクコンボジャック、nanoSIMカードスロット(搭載モデル選択時)、USB 3.0 Type-A(常時電源供給対応)。
5G/4G LTE、Wi-Fi 6、Bluetoothにも対応。
インカメラはは評判の良かったプライバシーシャッターつきHD画質Webカメラ(オプションで顔認証対応)となりました。
電源ボタンでの指紋認証にも対応しています。

 

昨年までもそうですが、今年もX1 CarbonとThinkPad X1 Yogaの基本設計は同じです。インテル Core i5-1135G7 プロセッサー (2.40GHz, 8MB)をはじめとする、インテル ® Evo™ プラットフォームによる新型CPUを搭載しているとか、メモリー上限が32GBだとか、そういう点ですね。

違いはペンが使えて360度の折りたたみが可能でタブレットとして使えたり、この画像のように立ててスタンドのようにして使えること。これはこれで狭い飛行機の中などで役にたちます。

X1 Yogaの重量は約1.4kg。折りたたみ機構の設計でどうしてもX1 Carbonよりは重くなってしまうのでしょう。
Yogaのバッテリー駆動時間は約23.9時間と、Carbonより若干短めです。

Yogaは今年が第6世代。自分が一番最初に買ったThinkPadは2016年の第1世代のYogaですから、時の経つのは早いものです。

 

マイナーチェンジかなと思いつつ、実はメモリーや画面の比率など、重要なところが刷新されたX1 CarbonとX1 Yoga。大幅に変更されたと言うべきでしょう。
自分も買い替えを検討したくなりますが、32GBのメモリーをノートPCに搭載するというのは、実際どれくらい利便性が上がるものなのかなとも思ってしまいます。相当重い動画ファイルを編集するとかに力を発揮しそうではありますが、自分の用途であれば、まだまだ16GBあれば十分かなという気もするんですよね。

ですが能力不足を感じていた人には、今回の新モデルはとても魅力的と言えるでしょう。

→2021年版、新型ThinkPad X1 Carbonの詳細を見てみる

→2021年版、新型ThinkPad X1 Yogaの詳細を見てみる

「数日以内にパソコンを購入したい」コロナ禍で確実に、すぐ手元に届くノートパソコンは?

昨年から何度か「業務で数日以内にそれなりのスペックのノートパソコンが必要になったのだが、即納モデルは問い合わせてみたら在庫切れだったりで買えない。何か知らないか?」と聞かれることがありました。
昨今の新型コロナウイルス問題で在宅テレワークを余儀なくされる人が増え、ノートパソコンの需要も急増、どこも在庫切れで手に入らないという問題が起きているようです。
ThinkPadも基本はオーダーメイド・カスタマイズをしてそれぞれの人が好みのモデルを作り上げられるのが良い点なのですが、数週間はかかるのが普通です。
それだと間に合わない、即納モデルがほしいとなると、いくつかに絞られてくるのも事実。
そこで今回はそんな中からいくつか、納期が数日で発送されるモデルを探してみました。

ThinkPad E14 (第10世代インテル)

まずThinkPad E14。ごくごく基本的な14インチサイズのモデルです。第10世代インテル®Core™ プロセッサー、FHD液晶、メモリーは8GBと、ビジネスで使う場合は標準的。電源ボタンが指紋認証を兼ねてます。

納期が数日の短納期モデルはSSDは256GBなのですが、これはThinkPad。当サイトでも何度も紹介してきたように、ThinkPadの特徴は「自分でSSDを自由に交換できるところ」と言っても良く、急いでいるならとりあえずすぐに手に入るモデルを買っておいて、別にアマゾンでSSDだけ買っておくのもありです。パソコン本体と違って、SSD単体なら普通に買えますからね。
さらにこのモデルはThinkPad X1 Carbonのように徹底的にスペックを高めてない、言い換えると余裕があるので、自分でメモリーを交換することが出来ます。8GBを自分で16GBに変えることができる訳です。「短納期はカスタマイズできない、8GBしか選べない、困った」という場合も、とりあえずそれで買っておいて、SSDもメモリーも自分で交換してしまえばいいのです。このあたりを準備しておけば大丈夫です。

今だとクーポンを適用すると6万円以下で購入できるので、急ぎで、かつともかく安定して動くノートパソコンがほしいという期待に応えられる機種だと思います。

 

ThinkPad E15 (第10世代インテル)

「14インチだと小さいな」「テンキーがほしいな」という人は、こちらの15.6インチモデルはどうでしょうか。
個人的にはノートパソコンにテンキーがついてると、入力時に画面の正面に座ると入力の中心線がずれるので苦手なんですが、あまり気にしない人もたくさんいらっしゃるんですよね。

スペック的にはさきほどのE14とさほど変わりません。画面の大きさが違う、テンキーがついてる、大きい分重い、最安モデルで5000円くらい高いというくらいでしょうか。ただ、持ち運びやコンパクト性ではなく、普段遣いの便利さを重視するなら大型モデルも良いと思うので、そこはお好みでよろしいかと思います。

 

 IdeaPad S540 (15) (第10世代インテル)

こちらはThinkPadというわけではないのですが、「納期が数日で手に入るもの」という視点で探していたら見つけたモデルになります。

なんと512GBSSD搭載モデルでも6万円ちょっとで、なかなかお買い得な感じがします。ThinkPad特有の赤いトラックポイント、キーボード剛性などにあまりこだわりがないなら、こういう選択肢もありかなと思いました。
これはThinkPadではありませんが、メモリーやSSDの交換はいちおう出来るそうです。

 

去年からこういう短納期モデルを見てて思うことなのですが、ともかく流通や在庫が流動的で、昨日は納期2〜3日だったのに、今日見たら1週間になっていたとか、その翌日見たらもう在庫がなくなっていたみたいなケースがとても多いような気がします。
それだけ世界的に需給が逼迫しているということなのでしょうか。
今回紹介した3機種も、記事の作成時と公開時で状況が変わってるかもしれません。必要な方がいらっしゃれば、早めに購入されることをおすすめします。

ThinkPad X1 Nanoこそ、今年の最注目ThinkPadなのかもしれない

本日12月8日より、ThinkPad X1 Nanoが発売開始となりました!

今年は従来のThinkPad X1 CarbonThinkPad X1 yoga以外に、新しくThinkPad X1 Foldなどまったく新しい商品も登場したわけですが、実はこのNanoこそ、新機軸の大本命ThinkPadという気がします。

なによりも最大の特徴は、ついに1kgを切った本体重量! 最小で907gと、800g台が視野に入る重量です。これまでのX1 Carbonから一気に100g以上軽くしてきたことになります。

本体性能も文句なし。バッテリー容量は48Whあるので通常使用なら問題ないです。JEITA測定法2.0で約22.87時間とのことなので、実際は日中使って帰るまではぎりぎり持つくらいは使えるでしょう。

メモリーはオンボードで8GBか16GB。CPUは第11世代のCoreプロセッサ。SSDも交換可能なm.2SSDで、最大1TBまでユーザーが交換可能とのことです。(ただしSSDはサイズがType2242と言われる、長さは通常の半分の長さのものなので、自分で交換する場合は注意が必要です。当サイトでこれまでに交換用として紹介してきたSSDは通常の長いものなので、使えません。ご注意ください。)
まだカスタマイズページが用意されてないのでどういう組み合わせで選べるのかはわかりませんが、多様な組み合わせで選べることを期待したいところです。

ディスプレイのサイズは13インチ(16:10のアスペクト比、2,160×1,350ドットの解像度)なので、X1 Carbonの14インチよりは小さくなります。でも13インチはノートPCではよくあるサイズなので、違和感は全く無いでしょう。

キーボードストロークはX1 Carbonの1.5mmより短い1.35mmだそうですが、何よりもキーボードを大事にする設計思想で知られるThinkPadなので、そこは妥協は無いそうです。もちろん赤ポッチのトラックポイントも健在。だから、これのないFoldをThinkPadと呼んで良いのか? という問題はあるんですよね。トラックポイントつきキーボードも開発してるそうではありますが。

外出中に使える携帯の電波は、5GもしくはLTEのWWANをオプションとして選べるとのこと。5Gが選べるようになったのが時代の流れだなと思わされます。

コネクターはUSB Type-Cを左側に2つ用意。通常サイズはありません。画面出力も無いです。Macなどもそうなってきてますが、そういういろんなことをしたいなら自分でハブを一つ用意してね、本体は徹底的にシンプルにしていくよというのは、これも時代の流れなのかもしれません。

面白いのが、Windows Helloの顔認証利用して、座ったら自動ログインで画面ON、席を立ったら画面OFFという利便性を実現したところ。これ、空港ラウンジやカフェで使ってるときにとても便利です。
もちろん指紋センサーもついてます。

今の自分が使ってるのは2018年版のX1 Carbonで、まだまだ全然使えます。ただパソコンというのはスマホと並び日々かならず使う最重要生活道具と言っても過言ではなく、経年劣化による突然のトラブルで困らされないためにも、2年毎くらいに買い替えて最新にしておいたほうが安心だというのはあります。
そう考えるとNanoに買い換えるのはありとも言えますが、やはりFoldも気になるところ。だがFoldは税込み割引後でも約33万円という超高額機。SSDも1TBにできるものの、メモリーは8GBまで。やっぱりNanoが現実的で、かつ目新しさもあって面白い? まだ肝心のNanoのカスタマイズ価格が出てないこともあり、悩むところです。

→ついに出た1kg切り最軽量! ThinkPad X1 Nanoの詳細を見てみる


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