ThinkPad X1 Yoga はじめて日記

人生初のThinkPad、X1 Yoga (2016)を使うこと2年。ThinkPadの使いやすさとバランスの良さに惚れた管理人は2年の時を経て、X1 Carbon (2018)を購入。ThinkPadの使い方を極めていく日々は続いていきます。

海外ローミング(データ通信)の「パケ死(高額請求)」を確実に避けるには、MVNOのSIMカードにしてしまうのが一番確実

自分は好きでYoutubeをよく見ますが、そんなときに目に入ったのがこの動画。

www.youtube.com

「パケ死」という言葉がありますが、これはスマートフォンや携帯電話を海外で使う場合に国内でのデータ通信プラン(一定の容量、たとえば月に10GBまでは高速だがそれ以上は低速になる、だけど料金は上限があり、それ以上請求されることはないというのが一般的)が適用されず、キロバイト、メガバイト、パケットという単位で使った分が従量制で請求され、大変なことになるというものです。数万円ですめばともかく、数十万円、数百万円請求されるという話が昔からあります。

最近では海外で提携してる現地の電話会社の回線につながる(ローミングする)ことで上限を設けてる「海外パケット定額」などもありますが、それでも1日あたり2,000円、3,000円と、普段国内で使ってる感覚で考えると高い料金になることが多いです。また、つながりはするけど提携してない海外の電話会社というのもあって、そこを知らずに使ってると、料金は青天井。

この下の写真の国・地域の場合、どこにつながってもOKなので安心ですけど、国内と同じ感覚で使い続けると、ほぼ間違いなく滞在日数x2,980円が請求されることになるわけです。

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普通、使ってるときに「どこの会社につながってるかどうか」なんて、あまり気にしないですよね。このYoutubeのスーツさんも、船のローミングというあまり馴染みのないものに繋いでしまい、いっときは700万円近い通信料の支払いを覚悟することになってしまったわけです。まして日本近海を走ってる船で入った電波が実はローミングだったなんて、気づきづらいと思います。

それを避けるためには「ローミングをオフにしておく」「機内モードにしておく」などの対策をしておくことが、海外旅行サイトやガイドブックで推奨されています。


でも正直、そのへんを意識するのは面倒くさくないですか? また海外にいても緊急の電話が入ることはあり、海外滞在中にずっと機内モードにしていると、帰国してから解除したときに恐ろしい数の着信履歴が表示されるのを見て、青ざめ慌てて電話することになります。
メールはいまどきどこのホテルでもwifiがつながるので、1日に何度もチェックする機会はあります。でも電話だと、海外にいる間ずっと機内モードにしてると、まったく気づきません。電話番号だけで送れるSMS(ショートメッセージ)も同様です。しかもSMSは日本でも海外でも受信は無料というのは普通ですから、受信くらいは出来るようにしておきたいものです。

では面倒くさがりや、設定をし忘れても、パケ死しないで電話を繋がる状態にしておくには、どうすればいいのか?

いわゆる格安スマホの通信会社、MVNO(仮想移動体通信事業者)を使うのがベストです。ドコモやau、ソフトバンク、ワイモバイル以外と契約すると考えるのが一番わかりやすいでしょう。

なぜなら、MVNOの契約・SIMカードというのは、海外では電話とSMS機能は使えるが、インターネット接続は使いたくても使えないものがほとんどなんです。

 

たとえばLINEモバイル

ホームページを見ると、こんな事が書いてあります。

ドコモ回線専用のオプションです。
無料で利用できる音声通話SIM用オプションで、海外に行った際に海外通信会社の携帯電話回線を使って、電話とSMSの送受信ができる機能です。
 
通話料(滞在先により異なる)⋅SMS送信料(100円/通)がかかります。ご利用限度額は50,000円(税抜)です。
月間利用額が利用限度額を超過した場合は、当オプションの提供を停止し、同月末日までの間このオプションをご利用できません。

通話やSMS送信をすると最大で50,000円まで使えるが、その時点で一旦止まるということです。使ってなくカバンポケットにしまってる間もいろんなデータ送受信をするネットと違い、電話で話すのは「今はお金がかかってるな」と意識するから、これは問題ないでしょう。(スーツさんのように日本の電波を使ってると勘違いして長電話したとしても、最大で50,000円なので、パケ死よりはマシですね)
このホームページの解説には、どこにも海外でネットを使うことに関する注意がありません。ということは、海外ではインターネット接続が使えない、ということでもあります。日本でLINEモバイルのSIMカードを入れて使ってるスマートフォンは、海外では何もしなくても普通に電波は入ります。時計の設定時間も自動で現地の時刻に切り替わります。
でも、それだけ。電話を一切せず、SMSを受信するだけなら、1円も追加料金は発生しません。メールチェックもネットサーフィンも何もできませんけどね。
LINEモバイルのSIMであっても、海外でそのままではLINEも使えません。LINE自体はインターネット接続のサービスですので。

 

これはmineoでも同じです。

こちらのホームページには、こう書かれています。

ソフトバンクプラン(Sプラン)を除き、国際ローミング対応機種で音声通話のみご利用いただけます。
インターネットはご利用いただけません。

しっかり「インターネットはご利用いただけません」と書かれています。自分のmineoのSIMカードを海外でネットが使えるようにする契約自体が存在していないんです。

 

これらMVNOの回線を使っていて、海外でも屋外でインターネットを使いたい場合、モバイルルーターや専用のSIMカードを用意しないといけません。でもそれは自分で意識して使うわけですから、やはり「パケ死」とは無縁ですよね。「パケ死」は海外でもネットに繋がるからと、普段使っているスマートフォン(ガラケーも同じ)で国内のときと同じようにインターネットを使うことで起きます。インターネットに繋がらないなら、そもそも「パケ死」自体、起きようがないのです。

自分の使ってるandroidスマートフォンはSIMカードが2枚使えますので、今は1枚目はLINEモバイルのSIMカードを入れて使い、2枚目は海外用のSIMカードをその都度入れ替えて使っています。海外に行って日本国内同様にそのままネットにつなごうとすると、スマートフォンは1枚目のLINEモバイルのSIMでネットにつなごうとしますが、契約上使えないので、つながりません。設定を意識的に海外用に用意した2枚目にネット接続を切り替えて使います。当然「パケ死」は起きようがありません。

当たり前ですがThinkPad X1 CarbonThinkPad X1 yogaをスマートフォンにつないで使うテザリングも、MVNOのSIMカードの場合、海外では利用不可です。日本国内では当然使えます。 

一般的にはMVNOのSIMカードを使う目的は「インターネット接続料金の節約のため」だと思いますが、実は海外での「パケ死」を確実に防げるという利点もあるわけです。

ThinkPadにはPC自体にSIMカードを挿し込んで、PCから直接インターネットに繋げられるWWANの機能をオプションでつけられます。

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もしそこに海外ローミング可能なSIMカードを挿し込んで、そのまま特に考えずに海外で使ったらどうなるか、考えるだけでちょっと怖いことになってきます。これらノートPCにこそ、海外でネット接続ができないMVNOのSIMカードを挿し込んでおくべきなのかもしれません。

 

→自分が実際に海外で電波を繋いでも「インターネットに接続されない」からこそ、なんの請求もなかった2社のSIMカードはこちら

LINEモバイル

mineo

手のひらサイズのThinkPad向けType-C 45W ACアダプターがお家に到着!

先日紹介した手のひらサイズのLenovo 45W USB Type-C ウルトラポータブルACアダプターが届きました!

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もう本当に小さいです。 

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ThinkPad X1 Carbon購入時についてくる標準の45Wアダプターと比べると、サイズは約半分。

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重量はACアダプター本体でぴったり90グラムです。USBケーブルはちゃんとしたものであれば、長さとか色とか人によっていろいろ使い分けができますね。できるだけ短くすれば、合計重量を軽くすることもできます。

OUTPUTには5v/3A or 9v/3A or 15v/3A or 20V/2.25Aという電力の表示があります。典型的なType-CのPD(Power Delivery)対応のアダプターということになります。スマートフォンなどの高速充電にも使えそうです。

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コンセントに刺すと、通電ランプが青く光ります。USB Type-Cケーブルを挿してなくても、光ります。

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これでThinkPad X1 Carbon持ち歩き時の荷物は一気に軽量化できそうで、嬉しいかぎりです。

 

→手のひらに乗るサイズ! 超小型45W出力ACアダプターの詳細を見てみる

2019年版ThinkPad X1 Yoga、販売開始!

例年であれば春先に発表・販売開始となってたThinkPad X1 yogaの2019年版が、日本でもやっと発表・販売開始となりました!

www.lenovo.com

→ThinkPad X1 Yoga(2019)の詳細を見てみる

 

 Lenovo ThinkPad X1 Yoga Gen 4 open 180 degrees and angled to show right side ports.

直販カスタマイズモデルのスペックシートを元に、比較してみます。

ThinkPad X1 Yoga(2018)スペックシート
ThinkPad X1 Yoga(2019)スペックシート 

モバイルという視点でみると、個人的に一番気になるのは、重量。昨年1.42kgと重くなったものが1.36kgと以前のレベルに戻ってきました。自分が一番最初に買ったX1 Yoga(2016)とほぼ同じです。これは本当に嬉しいですね。

バッテリーの持続時間は最大19時間。2018年版は最大16.3時間と表記上はなっていたので、軽くなったうえにバッテリー時間をのびた。ThinkPad X1 Carnbon(2019)とは逆と言え、X1 Yogaに相当力を入れて改良したことが伺えます。

筐体の厚さは15.5mmと薄型化しています。1.5mmくらい薄くなった。なかなか薄くなってますよね。両方持ってみれば、薄くなったことを実感できそうです。

SSD搭載やメモリーが最大16GBなのは同じ。実際、ノートPCはメモリーが16GBあれば安心して使うことが出来ます。
大変嬉しいポイントはCPUがCore-i5でも、メモリー16GBの選択が出来るようになったこと! CPUをi7にするか、i5にするかは、後から交換できないだけに悩みどころ。動画や画像処理をするならi7のパワーはありがたい。だけど電力消費はi5のほうが控えめで、バッテリーももちます。かつ、値段も安い。もし今年のモデルを買うなら、自分ならi5と16GBの組み合わせにしますね。

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ちなみにここで選択できるi5の2つの選択肢「8265U」と「8365U」にどれほどの差があるのか?
CPUの比較ができるベンチマークのページを見てみても、正直そこまで意味のある差があるかと聞かれると、自分はあまり無いと感じます。どちらにせよインテル社の第8世代CPUというのは同じですから。

CPUの進化についてはCore-i7も同様で、毎年更新される新しいものを搭載したという感じです。

www.notebookcheck.net

動画をよく見る自分からすると、スピーカーがキーボード面に移動したのは魅力的。これまでのように底面だと、柔らかいものの上に置くと音がこもりやすかった。でも天面なら、ストレートに音が聞けます。

Close-up of keyboard and speaker system on the Lenovo ThinkPad X1 Yoga Gen 4.

また、のぞき見を防止するThinkPad Privacy Cuard搭載は、X1 Carbonにスクリーンフィルターを貼り付けて使ってた自分にとって、本気で羨ましい機能です。X1 Yogaの場合、ペンでタッチして使うことも多いので余計なフィルターは貼りたくないし、この機能はますます意味のあるものになると思います。ボタン一つ押すだけで、視野角を狭めて左右からののぞき見がしづらくなるとのことで、これは素晴らしい!
プライバシーという意味では、2018年モデルから採用しビジネス用途で大好評となった、物理的にカメラに蓋をしてしまえるThinkShutterも、もちろん今回も選択できるようになっています。

ディスプレイは1920x1080のFHD液晶から、3840x2160で輝度500nitを誇るUHD液晶まで、好きなものを選べます。ビジネス用途ならFHDで十分(自分もFHDで十分というタイプです)から、写真を等倍表示して色味や繊細さを細かいところまで徹底的に確認したいみたいな人まで、幅広く対応できるラインナップと言えます。この選択肢の広さこそ、ThinkPadカスタマイズの魅力ですよね!

コネクター類はこんな感じ。マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ・ジャックが左側に来たのは、素直に好感します。去年は右側だったんですよ。有線でヘッドフォンを使う場合、ケーブルって必ず左耳側じゃないですか。これ、以前からずっと、左に持ってくるべきとずっと思ってたんですよね。この点も今年の2019年モデルはいいなぁと思います。X1 Yogaの特長であるペンスロットももちろんあります。

ThinkPad X1 Yoga (2019)

1. ペンスロット
2. 電源ボタン
3. USB3.1 Gen 1(Powered USB)
4. セキュリティ・キーホール
5. USB 3.1 Gen2 Type-C (Thunderbolt3 対応、電源と共用)
※ドッキングコネクタ5.6.7と兼用
6. USB 3.1 Gen2 Type-C (Thunderbolt3 対応)
7. イーサネット拡張コネクター2
8. USB3.1 Gen 1
9. HDMI
10. マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ・ジャック

ただし今回、非常に気になるのが一点。microSDが搭載できなくなってしまいました。従来であれば(この写真だと無いけど)背面のSIMスロットのところに「micorSDスロット」があったはずです。SIMカードスロットと兼用でしたからね。それが見当たらない。ThinkPad X1 Carnbon(2019)では無くなってしまったのですが、X1 Yogaも同じとなりました。

ただこの流れ、仕方ないのかなとも思うのです。以前のモデルは簡単に取り外したり交換できのですが、去年自分が購入したX1 Carbon(2018)も、一般的なスマートフォンのように、針金(ピン)を刺さないと、SIM&microSDスロットが出ない形状に変更になってしまいました。気軽にmicroSDを交換し使うことができなくなったということです。つまり、内蔵のSSDの容量を拡張するという使い方に過ぎず、デジカメなどのデータを取りこんで使うというような意味合いではなくなっていたんです。

それにThinkPadはSSDが気軽に交換できますし、この1年でもSSD価格は急速に下りました。1TBどころか、2TBでさえ、3万円もしない。(ただしこれは速度がSATAレベルで、PCIe-NVMeでない場合の話です。こちらのものとかですね)

WD 内蔵SSD M.2-2280 / 2TB / WD Blue 3D / SATA3.0 / 5年保証 / WDS200T2B0B

去年の春、自分は1TBのSSDを3万円以上で購入し、自分で交換しました。thinkpad-x1yoga.hatenablog.com

2TBのSSDが3万円しないなら、もうmicroSDで256GB、512GBを必死に拡張させる必要なんか、無いんですよ。時代はこの1年で一気に変わったなと、この記事を書いてて改めて感じました。

SSDの速度はそこまで必要じゃないが、どちらかと言えば大容量がほしいと考える自分なら、カスタマイズは最低の256GBにして、2TBを別に買って自分で交換しちゃいますね。そうやって交換できるのが、ThinkPadの素晴らしい点ですから。
でも1TBで十分であれば、カスタマイズでPCIe-NVMeを選択するのもありだなと思います。Windowsを再インストールすることなく、届いたらそのまま使えるから、楽ですし。

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肝心のお値段ですが、クーポンを適用すると、去年の販売開始時とほとんど変わらないです。10万円台後半〜20万円台で買える価格です。

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もちろん今なら昨年2018年の型落ちを買う選択肢もありますが、今年のモデル、地味ながらに「かゆいところに手が届く進化」をしてるんですよ。実際に外で使う立場からすると、のぞき見防止のThinkPad Privacy Cuardとか、よく考えられてます。
2018年型と2019年型の価格差は、最安モデルなら2万円ちょっと。実際はカスタマイズの内容によって変わってきますが、これくらいの差なら、2019年型のほうがいいような気もします。

重量がだいぶ軽くなった、厚さも少し薄くなったなど、モバイルとして重要なところをしっかり改善してきてるのは、高評価です。X1 Carbonより改善点は多いのではないでしょうか?

ちなみにLTE(WWAN)は、現時点では選べません。いつものThinkPadの新製品販売でありがちなんですけど、必要ならもう少し待たないとダメかも。ここはちょっと残念ですね。

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納期は現時点では3〜4週間程度とのこと。これも例年の新製品とあまり変わらないです。

今回の X1 Yoga(2019)は昨年版と比べそんなに違いがないとか進化してないと言われてるそうですけど、いやいやどうして、細かいところを見るとユーザーの使い勝手向上に貢献する点がたくさん見られます。販売開始が例年より4半期ほど送れた分に見合うだけの内容だと、個人的には感じますね。

 

→ついに販売開始! 2019年版ThinkPad X1 Yogaの詳細を見てみる

2019年版ThinkPad X1 Carbon、販売開始!

例年であれば春先に発表・販売開始となってたThinkPad X1 Carbonの2019年版が、日本でもやっと発表・販売開始となりました!

www.lenovo.com

→ThinkPad X1 Carbon(2019)の詳細を見てみる

Lenovo ThinkPad Carbon Gen 7

直販カスタマイズモデルのスペックシートを元に、比較してみます。

ThinkPad X1 Carbon(2018)スペックシート
ThinkPad X1 Carbon(2019)スペックシート

モバイルという視点でみると、個人的に一番気になるのは、重量。自分が今使っているThinkPad X1 Carbon(2018)はスペックシート上で1.13kg。今度のX1 Carbon(2019)は約1.09g。軽くなったとは言ってもほとんど変わってないのかな? 誤差の範囲とは言えます。

バッテリーの持続時間は最大18.9時間。2018年版は最大20.9時間と表記上はなっていたので、軽くなった分バッテリーが犠牲になった感じでしょうか? でもこれ、モバイル機器としては十分に意味のある変更です。実際の利用時は表記より短くなるのが普通で、それで2時間差であれば、体感としてはほとんど変わらないんですよね。それにバッテリーの持続時間は、外出時にもてば十分。飛行機で言えば、アメリカ行きの10時間程度もてば十分と言えます。無理して長時間駆動にこだわるより、軽量化してくれたほうが自分は嬉しい。ここは正常進化と評価したいと思います。

筐体の厚さは14.9mmと若干薄型化しています。1mmくらい薄くなった。でもこれを体感できるかと問われると、難しいところかなと思います。

SSD搭載やメモリーが最大16GBなのは同じ。実際、ノートPCはメモリーが16GBあれば安心して使うことが出来ます。
大変嬉しいポイントはCPUがCore-i5でも、メモリー16GBの選択が出来るようになったこと! CPUをi7にするか、i5にするかは、後から交換できないだけに悩みどころ。動画や画像処理をするならi7のパワーはありがたい。だけど電力消費はi5のほうが控えめで、バッテリーももちます。かつ、値段も安い。もし今年のモデルを買うなら、自分ならi5と16GBの組み合わせにしますね。

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ちなみにここで選択できるi5の2つの選択肢「8265U」と「8365U」にどれほどの差があるのか?
CPUの比較ができるベンチマークのページを見てみても、正直そこまで意味のある差があるかと聞かれると、自分はあまり無いと感じます。どちらにせよインテル社の第8世代CPUというのは同じですから。

CPUの進化についてはCore-i7も同様で、毎年更新される新しいものを搭載したという感じです。

www.notebookcheck.net

動画をよく見る自分からすると、スピーカーがキーボード面に移動したのは魅力的。これまでのように底面だと、柔らかいものの上に置くと音がこもりやすかった。でも天面なら、ストレートに音が聞けます。

Close-up of keyboard and soundbar on Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 7.

また、のぞき見を防止するThinkPad Privacy Cuard搭載は、スクリーンフィルターを貼り付けて使ってた自分にとって、本気で羨ましい機能です。それがいらなくなるわけですから。ボタン一つ押すだけで、視野角を狭めて左右からののぞき見がしづらくなるとのこと。これは素晴らしい!
プライバシーという意味では、2018年モデルから採用しビジネス用途で大好評となった、物理的にカメラに蓋をしてしまえるThinkShutterも、もちろん今回も選択できるようになっています。

ディスプレイは1920x1080のFHD液晶から、3840x2160で輝度500nitを誇るUHD液晶まで、好きなものを選べます。タッチパネル、非タッチパネルの選択肢もあります。ビジネス用途ならFHDで十分(自分もFHDで十分というタイプです)から、写真を等倍表示して色味や繊細さを細かいところまで徹底的に確認したいみたいな人まで、幅広く対応できるラインナップと言えます。この選択肢の広さこそ、ThinkPadカスタマイズの魅力ですよね!

コネクター類はこんな感じ。マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ・ジャックが左側に来たのは、素直に好感します。去年は右側だったんですよ。有線でヘッドフォンを使う場合、ケーブルって必ず左耳側じゃないですか。これ、以前からずっと、左に持ってくるべきとずっと思ってたんですよね。この点も今年の2019年モデルはいいなぁと思います。

ThinkPad X1 Carbon (2019)

1. 電源ボタン
2. USB3.1 Gen 1(Powered USB)
3. セキュリティ・キーホール
4. USB 3.1 Gen2 Type-C (Thunderbolt3 対応、電源と共用)
5. USB 3.1 Gen2 Type-C (Thunderbolt3 対応)
※ドッキングコネクタ(4.5.6.と兼用)
6. イーサネット拡張コネクター2
7. USB3.1 Gen 1
8. HDMI
9. マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ・ジャック
10. SIM カードスロット(nanoSIM対応、LTE非対応のモデルにSIMカードを挿入しても機能しません。)

ただし今回、非常に気になるのが一点。microSDスロットが使えなくなってしまった、ということです。従来であれば10のところには「micorSD」の文字があったはずです。SIMカードスロットと兼用でしたからね。それが消えてしまった。

ただこの流れ、仕方ないのかなとも思うのです。以前のモデルは簡単に取り外したり交換できのですが、去年自分が購入したX1 Carbon(2018)も、一般的なスマートフォンのように、針金(ピン)を刺さないと、SIM&microSDスロットが出ない形状に変更になってしまいました。気軽にmicroSDを交換し使うことができなくなったということです。つまり、内蔵のSSDの容量を拡張するという使い方に過ぎず、デジカメなどのデータを取りこんで使うというような意味合いではなくなっていたんです。

それにThinkPadはSSDが気軽に交換できますし、この1年でもSSD価格は急速に下りました。1TBどころか、2TBでさえ、3万円もしない。(ただしこれは速度がSATAレベルで、PCIe-NVMeでない場合の話です。こちらのものとかですね)

WD 内蔵SSD M.2-2280 / 2TB / WD Blue 3D / SATA3.0 / 5年保証 / WDS200T2B0B

去年の春、自分は1TBのSSDを3万円以上で購入し、自分で交換しました。 thinkpad-x1yoga.hatenablog.com

2TBのSSDが3万円しないなら、もうmicroSDで256GB、512GBを必死に拡張させる必要なんか、無いんですよ。時代はこの1年で一気に変わったなと、この記事を書いてて改めて感じました。

SSDの速度はそこまで必要じゃないが、どちらかと言えば大容量がほしいと考える自分なら、カスタマイズは最低の256GBにして、2TBを別に買って自分で交換しちゃいますね。そうやって交換できるのが、ThinkPadの素晴らしい点ですから。
でも1TBで十分であれば、カスタマイズでPCIe-NVMeを選択するのもありだなと思います。Windowsを再インストールすることなく、届いたらそのまま使えるから、楽ですし。

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ボディーカラーは去年採用されたシルバーモデルは無くなりました。やっぱりThinkPadは黒という人が多かったんでしょうね。代わりに天板にカーボン模様が選べるようになりました。これはなかなかかっこいいです。

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肝心のお値段ですが、クーポンを適用すると、去年の販売開始時とほとんど変わらないです。10万円台後半〜20万円台で買える価格です。f:id:wow360:20190628101454p:plain

もちろん今なら昨年2018年の型落ちを買う選択肢もありますが、今年のモデル、地味ながらに「かゆいところに手が届く進化」をしてるんですよ。実際に外で使う立場からすると、のぞき見防止のThinkPad Privacy Cuardとか、よく考えられてます。
2018年型と2019年型の価格差は、最安モデルなら2万円ちょっと。実際はカスタマイズの内容によって変わってきますが、これくらいの差なら、2019年型のほうがいいような気もします。

重量も少し軽くなった、厚さも少し薄くなったなど、モバイルとして微妙なところでもしっかり改善してきてるのは、高評価です。

ちなみにLTE(WWAN)は、現時点では選べません。いつものThinkPadの新製品販売でありがちなんですけど、必要ならもう少し待たないとダメかも。ここはちょっと残念ですね。

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納期は現時点では3〜4週間程度とのこと。これも例年の新製品とあまり変わらないです。

今回のX1 Carbon(2019)は昨年版と比べそんなに違いがないとか進化してないと言われてるそうですけど、いやいやどうして、細かいところを見るとユーザーの使い勝手向上に貢献する点がたくさん見られます。去年モデルを持ってる自分からしたら本気で羨ましいと思える点が多々あります。販売開始が例年より4半期ほど送れた分に見合うだけの内容だと、個人的には感じますね。

 

→ついに販売開始! ThinkPad X1 Carbon(2019)の詳細を見てみる


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