タイの首都バンコクにある世界的に有名なバックパッカー街・カオサン通りの入口の近くに、長らく工事中のエリアがありました。何を建てているんだろうとずっと思っていたのですが、完成したのはなんとも立派な、4階建てのバンコク市立図書館でした。
とても快適だという話を聞き、この機会に行ってみることにしました。
外はとても暑苦しいのに、中はエアコンが適度にきいてていい感じ。じっとしててもそこまで寒いという感じはしません。
外国人はパスポートを受付に提示すると、臨時の入場パスを貸してもらえます。それをゲートにSUICAのようにタッチすると、中に入れる仕組み。
蔵書はまだまだ新し目の図書館ということで、少なめ、棚も隙間が多いです。これから増えていくのでしょう。
王国なので王様に関するコーナーもあります。
パソコンを広げられるコーナーもしっかりあります。
コンセントの差込口は全世界対応のユニバーサルプラグで、ここがタイ人だけでなく、外国から来る自分のような人にも使いやすくしてくれていることに、好印象です。
日本の図書館や施設で、はたしてこうしたユニバーサルプラグを設置してるところが、どれだけあるでしょうか? 東京オリンピックでおもてなしとか言う前に、こういう細かいところから変えていったほうがいいような気がします。
ちなみにディスプレイの四隅に写り込んでいる変な四角は、のぞき見を防止するプライバシーフィルターを固定するためのシール部分。全面貼り付けではないので黒いと角度によっては目立ちますが、電源を入れて画面を明るくすると、ほとんど気になりません。
外の蒸し暑さと無縁の環境で、気づいてみたら1時間ほど経っており、慌てて次の用事のため、図書館を後にしました。このあたりに泊まることがあれば、ここに通いそうな気がします。
ちなみにここはあくまでも図書館なので、持ち込めるのはふたのできるドリンク(ペットボトル)などだけ。スターバックスのコーヒーとかはダメです。これは最近、どこの図書館でも共通のルールになってきてますね。
→図書館で見かけた人はDELLやASUSを使ってる人が多かったけど、もちろんThinkPad X1 Carbonもいいですよ