昨日の夕方から夜にかけて、首都圏でものすごい雷雨になり、一部地域では停電しました。実は我が家も前回が何年前だったか覚えてないくらい昔以来の停電になりまして、なんとも懐かしい感覚に襲われました。
猛暑日だった東京は大気が不安定になり、夜から激しい雷雨に見舞われています。同時にいくつもの稲妻が見えるほどの荒れ具合です。京王線では落雷による影響で、運転見合わせとの情報もあります。お気をつけください=三村幸作撮影 pic.twitter.com/xiXnJkPOds
— 日経新聞 写真部・映像報道部 (@nikkeiphoto) 2018年8月27日
でも実際にパソコンで作業をしてる時は、そんな悠長なことは言ってられません。突然電源が落ち、画面が暗くなり、セーブしてない作業が吹っ飛び、ハードディスクも強制停止で故障の危機! ですが我が家の場合、部屋の照明が落ちエアコンが消えても、「ピー」という電子音が鳴り響くだけで、ディスプレイもハードディスクもそのままです。
というのも、UPS(無停電電源装置)を備え付けているからなんですね。これがあれば電源容量にもよりますが、停電しても数分間は電源ONの状態をそのまま維持できます。数分あれば作業中のファイルをセーブして、パソコンを安全にシャットダウンすることが出来ます。
「ThinkPadってノートパソコンですよね? バッテリー内蔵ですよね? 外付けディスプレイは消えるかもしれないけど、パソコン自体に問題はないのでは?」
そのとおりです。ですが我が家の場合、ThinkPad USB Type-C ドックを使って、有線LANや外付けディスプレイ、ハードディスクに接続しています。それらにバッテリーはありませんから、停電でいきなり電源が落ちるのは同じなんです。ハードディスクにも故障の危機があるなら、それは可能な限り避けたいものです。
ドックを使わず、ハードディスクも繋げず、ただ電源につないでるだけなら、停電したところでどうでもいいんですけどね。(実際はwifiも使えなくなりますけど)
UPSと言うと数万円はする高いものだというイメージが有るかと思うのですが、我が家で使ってるのはこちらのCP550。
この記事を書いてる時点で6,155円。自分が買ったときもほとんど同じくらいだったと思います。買ったのは一昨年、いや、その前かな……はっきり覚えてないのですが、それ以降、停電になることは一度もなかった。それが今回初めて役立ったわけです。落ち着いてThinkPad X1 Carbonを休止状態にし、外付けハードディスクも電源を落とし、事なきを得ました。
またUPSにはほぼすべて、落雷による電子機器への雷の影響を抑える雷サージ機能も内蔵されています。外出していて電源が入って無くても、雷が自宅を直撃したら、コンセントに繋がってる電子機器に何があるかわかりません。そういうのにも安心を持てますね。
初めて役に立って、改めて買っておいてよかったと実感できたUPS。いつなにがあるかわかりませんので、皆様方もこの機会にご自宅やオフィスのパソコン環境を安全なものにしておくのも、いいかもしれません。