ここ数年、アメリカのユナイテッド航空は、従来のラウンジよりも高級な、実際にビジネス以上のクラスに乗る人しか利用できない「ポラリスラウンジ」というのを運営するようになりました。
自分が普段から使ってるラウンジ(ユナイテッドクラブ)というのは、乗る回数が多く会員ステータスが上がると、エコノミークラスに乗る場合でも使うことが出来ます。ですがポラリスラウンジの場合、それだと使えないんですよね。
利用条件は「ユナイテッドのビジネスクラス以上搭乗で、出発時と到着(乗り継ぎ)時」「スターアライアンスの出発時」。ユナイテッドとスターアライアンスでは条件が若干異なり、ユナイテッド便に乗るときのほうが、乗り継ぎのときもラウンジが使えて便利です。そのあたりは自社運営の特典ということでしょうか。
今回ユナイテッドのビジネスクラスに乗った際も行きに乗って、乗り継ぎ先はエコノミーだったんですが、このポラリスラウンジに入ることが出来ました。今回はヒューストン空港になります。
中は普段のラウンジよりも広々。軽食のグレードも見た目からして上という感じです。
専用のボックスのようになってる座席もあり、ThinkPad X1 Carbonを開いて作業するのもはかどります。
このラウンジのすごいところは専用のレストランが併設されていて、そこで好きなものを注文できること。
もちろん無料です。日本でもファーストクラスの客向けに用意されているラウンジ(ANAのダイヤモンドラウンジなど)で同様のサービスがありますね。
アルゼンチンのローステッドチキンというものを頼んでみました。
食後にはデザートも。
ビジネスクラスも一度乗るとエコノミーがつらくなってしまうのですが、ラウンジも上級のものを体験してしまうと、普通のものはそれなりなんだなぁと感じるようになってしまいます。これはよくないことですね。もっと身の程をわきまえないといけないなと、改めて思うのでした。