ThinkPad X1 CarbonやThinkPad T460sのカスタマイズ項目が刷新され、WiGigドックを選ぶ場合の表示がわかりやすくなりました。
X1 CarbonでWiGigを使いたい場合は、WQHDが必須
これはX1 Carbonの表示なのですが、ディスプレイを選ぶところに、WiGigを使いたい場合はWQHDを選ぶようにとの注意書きがされています。
そうするとワイヤレスのところにTri-Bandの表示が追加され、選ぶと、WiGigドックが自動的に同梱されることがわかります。
つまり、「とりあえずTri-Bandを選んでおいて、後からドックだけを買い足す」選択は出来ないということになります。
では、単体で売ってるWiGigドックはどうするのか? これは、会社や自宅など、他の場所でも使いたいという人が追加で買うために用意されていると考えたほうがいいと思います。
ThinkPad X1 Yoga、ThinkPad X1 Tabletには、まだこうしたWiGigの表示は用意されていません。
これで「ワイヤレスでTri-Bandを選ぶと3万円もプラスされる、これはなにかの間違い?」からはじまった一連の混乱も終わりを迎えることになります。だいぶ買いやすくなったように思います。
もちろん、プラス32,400円というのは、クーポンの割引が適用される前の価格です。30%の割引率なら、22,680円になります。
→ThinkPad X1 Carbonのカスタマイズ項目を見てみる
T460sは、FHDとTri-Band(WiGig)の組み合わせも選択可能
ところが、T460sは、ディスプレイのところに注意書きがありません。
どれを選んでも、ワイヤレスの項目でTri-Bandを選ぶことが出来ます。もちろんWiGigドックは同梱です。
ディスプレイとTri-Bandの組み合わせの自由度は、T460sのほうが上ということになります。重量も最軽量構成であれば1.32kgです。X1 Carbonは1.18kgという軽量が魅力的ですが、こうなってくると個人的には、T460sのほうが人気が出るのでは? と思います。標準のSDカードを使えるなど拡張性も高いし、値段も安めですしね。
ただし、T460sはどのディスプレイを選んでもWiGigのアンテナが入っていますが、Tri-Bandを選ばないと、無線LANユニットがWiGigに対応していません。Tr-Bandユニットを後日個人的に手に入れて交換することも出来るとは思いますが、手間がかかるのは事実なので、WiGigを使いたい場合は最初からカスタマイズで選んでおくのが良いと思います。
X1 YogaのTri-Band対応は?
X1 Yogaは3/5に参加したイベントで、近日中に対応開始との発表がありました。
注意点は、対応前に買ってしまうと、WiGigアンテナ無しのディスプレイしか選べないこと。先に買って、後からWiGig対応のTri-Bandユニットを個人的に手に入れたとしても、アンテナが内蔵されていないので使えません。
X1 YogaでWiGigを使いたい方は、ディスプレイの箇所に「WiGig対応」の文字が入ったのを確認してからにして下さい。
これは、X1 Tabletも同様です。