ThinkPad X1 Yogaですが、さらに納期が遅れ、3/14になってしまいました。購入手続きから一ヶ月ですか……年度末とは言え、さすがにちょっと、悲しくなります。
後から発売開始になったThinkPad T460sは、すでにいくつもの到着報告がありますからね。
気軽には買えないThinkPad
実際、ThinkPadは気軽に買えるパソコンとは、残念ながら言えないと思います。
電器店やパソコンショップなどの取扱店に行っても、店頭で購入することはまず無理です。あくまでも見本が展示されているだけで、カスタマイズをして発送してもらわないといけないのは、レノボのオンラインショップと同じです。
実際自分はThinkPadには10年近くあこがれを抱いてきてて、次はThinkPadと思ってきたのですが、まだ使えるPCがあるのに次々と買い換えるような余裕のある暮らしをしていないので、実際に買い換えるのは使ってるPCが不調になってきた時でした。
その場合、一刻も早く手に入れて環境を移さないといけないわけです。発注から一週間待つのもつらいものだし、まして予定通りでも二週間と言われると、「ごめん、今回は他のにする」となりがち。
そうやって店頭で買えるものか、数日で確実に届く他社製品をずっと使ってきました。
ですが今回のX1 Yogaは一目惚れでした。今使っているPCは去年買ったものでまだまだ余裕で使えるのですが、それを買い換えようと決心させるだけのものでした。手に入れるまでに数週間かかっても問題なし。その状況でやっと、ThinkPadを注文することが出来るようになったわけです。
カスタマイズが前提だからこそ、性能の割に安く手に入る
ThinkPadって、性能の割には他社製品に比べると、安いように感じます。この前発売されたマイクロソフトのSurface Bookは、たしかに性能は素晴らしいと思いますけど、とんでもなく高いです。512GBSSD、Core i7、16GBメモリー、外部GPU付きで、372,384円。割引は学生なんかでないと基本的にはありません。びっくりです。しかも重量はキーボード込みで1.5kg超えです。
ですがX1 Yogaの場合、512GBSSD、Core i7、16GBメモリーで、357,480円。ほとんどの場合30%ぐらいクーポンで割り引けるので、約25万円にはなる。これで重量も1.36kgです。
外部GPU付きがほしいならばT460s。512GBSSD、Core i7、16GBメモリー、外部GPU付きで、334,800円。30%割引とすると、約23万円というところです。
もちろんタブレット部分を分離できるとか、ディスプレイの縦横比が人によって使いやすいとか、Surface Bookにも利点はあります。ですが10万円も違ってくるとなると……考えてしまいますよね。
納期に時間がかかるけど、比較的安価で、自分が必要な機能をカスタマイズして選べるThinkPadは、やはり玄人好みのPCなんだと思います。ビジネスの最前線で戦ってる人ばかりの空港のラウンジでも、本当によく見かけます。
ThinkPadは、使ってるPCが壊れたとかで急いで選べるものから適当に選ぶのではなく、じっくり腰を据えて「ThinkPadを手に入れるぞ!」と思い定め、決意して買う。そんなプロの道具だということなのでしょう。
早く届かないかなー!