初代X1 Carbonとほぼ同じで、IPS液晶モデルのThinkPad X1 Yogaより軽い約1.32kgのThinkPad T460s。拡張性やカスタマイズの選択肢も多く、発売すぐに注目を集めていますが、注意したほうがいい点があります。
機能を増やせば増やすほど重くなる
T460sでは、英語のスペックシートが用意されています。そこの重量を見ると、こう書かれています。
「一番軽いモデルは1.36kgスタートだけど、重いのは1.50kgスタートだよ」
え、1.5kg? 重いよ!
続いて、日本の直販モデルの仕様表から。
タッチパネルを搭載しても1.43kg。とてもじゃないが、1.5kgには届きません。
実はこの1.5kg、外部GPUであるNVIDIA GeForce 930M (2GB)を積む場合の重量と言われています。これを積むと重くなってしまうんですね。
オンボードメモリー8GBにこだわるなら、1.5kgの重さになってしまう
カスタマイズの選択肢でオンボードメモリー8GBを選ぶと、このNVIDIA GeForce 930M (2GB)も自動で選ばざるを得ません。「メモリーはほしいけど、GPUはいらない」という選択が今は出来ません。
その場合、自動的に重量が1.5kg以上になってしまうわけです。
こうなると「初代X1 Carbon並の重量だ!」と喜ぶことも出来なくなってしまいます。
どうしてもGeForceが必要な人、メモリーをオンボード8GB・トータル24GBにこだわりたい人であれば仕方がありませんが、どうせなら最強スペックにしておいたほうがいいかなーという気持ちで検討してるなら、あえて選ばず、オンボード4GBモデルの軽さを選ぶのも良いと思います。モバイルで200g近い重量差というのは、ACアダプター1つを余計に持つのと同じぐらいの重量増になります。これは案外と重く感じられるものです。
T460sの重量増加の二大要因は、「タッチパネル」と「NVIDIA GeForce 930M (2GB)」です。この2つを選ばなければ、基本的には最軽量の約1.32kgに近づけるはずです。(挿し替えられるメモリーを入れると、1.36kgになると思います。1.32kgは、オンボードメモリーのみだけの場合でしょう)
逆に全てを積んだら、おそらく、1.6kgに近づいてしまうのではないでしょうか。
こう見ると、 X1 Yogaは、タッチパネルがついて、360度折り曲げられて1.36kgですからね。改めて軽いなーと思わされます。
カスタマイズをするときは気軽にチャットで相談できる
実際にカスタマイズを組む際は、画面左側に出てくるこの購入相談ボタンを押すと、レノボのサービス部門の方にチャットでいろいろと質問することが出来ます。
とても便利なサービスなので、重量以外についてもいろいろ尋ねながらカスタマイズすると、理想のPCに近づけると思います。ぜひ使ってみてくださいね。
相談できるのは、平日9:00~19:00、土日9:00~18:00です。