いままで当ブログではThinkPad T460sでオンボード8GBメモリーを選びたい場合、CPUでi7-6600Uを選び、CPUやグラフィックスを最高のものにするしかないと説明してきました。
ですがその後、新たな選択肢が判明したので、ご報告させていただきます。
Core i5でもオンボード8GBメモリー可能
たとえば「ThinkPad T460s:エントリーパッケージ」の場合。
CPUでi5-6300Uを選び、2つ目のインテルHDグラフィックス520を選ぶと、オンボード8GBを選べることが分かりました。1つ目が最初は選ばれており、そのままだとオンボード4GBになります。
これは……気づかないですよね。そもそもまったく同じ「インテルHDグラフィックス520」という項目が並んでいることに違和感を感じる人で無いと、見過ごす可能性が高いと思います。自分もいままで気づいていませんでした。申し訳ないです。
この結果、オンボードで8GBのメモリーを積めるのは、CPUがi5-6300U、i7-6600Uの2つから選べることになります。かつi5-6300Uであれば、外付けのNVIDIA GeForceをつける・つけないも選べます。i5のほうが選択の幅が広いことになります
カスタマイズ項目は「全てのカスタマイズ項目を開く」で確認をする
こういう隠れた選択肢を見逃さないためには、「全てのカスタマイズ項目を開く」を選び、1つずつしっかりと確認をするのが有効です。
そうすると、今回のように「同じ名前のインテルHDグラフィックス520が2つ並んでいるのはなぜだろう?」と気付きやすくなります。
とはいえさすがにこれは、分かりづらいですよ。カスタマイズ項目が山のようにあり、組み合わせもいくつもあるので、その全てをわかりやすく表示するのは難しいことなのかもしれませんが。
レノボさんにはなんとか改善をお願いしたいところです。とはいえ、そういうことばかり望むと、今度はカスタマイズで選べる項目が少なくなったりする。そのほうが対応がしやすくなりますからね。
それなら、カスタマイズ項目が複雑でも、その中から好きに選べるほうがいいんだろうなと思います。
バッテリー持ちが良く、軽いT460sの誕生
とはいえこれで、オンボード8GBでも、NVIDIAの外付けグラフィックス無しのモデルというのが選べるようになったわけです。
CPUがi5、オンボード8GBでスロットに追加するメモリーは無し、外付けグラフィックスも無しとなると、最軽量かつ、バッテリー持ちのとても良いモデルということになります。
i7、オンボード8GB、NVIDIA無しというのは見当たりませんでした。これも付け加えてくれるとありがたいんですけどね。