ThinkPad X1 Yoga はじめて日記

本ブログ・サイトは、記事全体がアフィリエイト広告で構成されております。

災害時の停電に備え、ThinkPadの充電も可能な大容量のポータブル電源を買ってみた

(2019.9月に関東、主に千葉県を襲った台風15号を機に、この記事を見直した所、紹介していた商品が買えなくなったり変更されていたところがあるので、一部修正を加えました。またいつ何時、自分の住んでるところも長期の停電にあうかわかりません。どうぞ皆様、この記事を参考に、対策なさってください。我が家は台風が来る前にバッテリーをフル充電しておきました)

 

先日の日本を縦断した台風24号はすごかったですね。生まれてからこの方、あんなに風がすごくて窓が揺さぶられ、割れるんじゃないかと本気で思ったことはありませんでした。
関東はその時深夜でしたが、我が家がまたも停電したんですよね。と言っても1分もたたずに復帰しましたけど、その間、先日のゲリラ豪雨で大活躍したUPS(無停電電源装置)が「ピーピー」と音を鳴らして再び活躍してくれたことは、言うまでもありません。 

今回の台風でも静岡県浜松市を中心に停電が起きましたし、北海道地震でも道内全域が停電、その前の台風21号でも関西で停電が起きました。どれも数日間続くほど深刻なもので、被災された方は声を揃えて「電源確保の大事さ」を語ってるのが印象的でした。
我が家で役立ってるUPSというのは停電の際に数分間電力を維持し、その間に安全にPCなどをシャットダウンするためのもので、数時間・数日の停電に備えるものではありません。また、モバイルバッテリーも複数個持ってはいますが、それだけでは心もとない。
こう災害続きだと、我が家でもちゃんとした対策を用意しておかないとダメだなと考えるようになりました。数日停電が続いても、いまやライフラインと言って良いスマートフォンなどの電源を切らさないだけの電力を蓄えておく方法を確保しておかねばなりません。

実際、北海道地震の後、amazonでは大容量のポータブル電源が軒並み売り切れになりましたね。有名なところでは、AnkerのPowerHouse。

Anker PowerHouse (434Wh/120,600mAh ポータブル電源) 【静音インバーター/USB & AC & DC出力対応/PowerIQ搭載】 キャンプ、緊急・災害時バックアップ用電源

自分も最初はこれを買おうかと思っていたのですが、よく調べてみると、充電しながらだと使えないと判明しました。こういうのはコンセントの数が限られている環境だと不便なんですよ。避難所のコンセントの数とか、少なそうですよね。
他の商品も見てみたのですが、充電しながら使えることがはっきり分かるものは、なかなか見つかりません。

そんな中で充電しながら給電(パススルー充電)も出来て、かつUPS機能もあるとわかった商品を買いました。

容量的にはそこまで大きくない(先程のAnkerは120,600mAh、買ったのは40,800mAhと半分以下)のですが、それでも、充電しながら使えるほうが融通が効き利便性が高いと考えました。コンセントが限られてる場合でも占有すること無く、他の機器に給電しながら充電することが出来ます。あれやこれやと使わず、スマートフォンだけに限れば、これでも数日もつと思います。

 

(この記事の下の方でレビューしたものは今は買えなくなってます、今買えるのはこちらです)

Rockpals ポータブル電源 75500mAh/280Wh/300W 正弦波 MT-CN300

ソーラーパネルももともとの充電分を使い切ったタイミングでまだ電気が復旧してない時に備え、買っておいたほうがいいです。

Rockpals ソーラーパネル 50W ソーラーチャージャー 3ポート 高変換効率 折りたたみ式 スマホ ノートパソコン 充電可能

これでなにかあっても数日間、最低限の電源は確保できそうです。停電が長引いたとしても、ソーラー充電で補うことも出来るでしょう。

キャンプや釣りなどアウトドアスポーツに行く人なら趣味でも活用できるかと思いますが、自分はそういうのとは長らく無縁でして、あくまでも非常用という位置づけになりそうです。願わくば宝の持ち腐れになりますように……。

 

以下は自分が実際に購入した当時のレビューになります。
注文した翌日には到着。日本の物流は本当に素晴らしいですね。

f:id:wow360:20181004112027j:image

日本語の説明書もついてました。

f:id:wow360:20181004111858j:image

バッテリーの付属品は充電用ACアダプターと、車で使えるシガーソケット。比較用にボールペンを並べてみました。バッテリー本体は思ったより小さかったです。

f:id:wow360:20181004112042j:image

USB出力端子以外に、DCの出力もあります。ただし、こういうのはボルト数を間違えると接続機器を壊してしまうので、注意が必要です。

f:id:wow360:20181004112059j:image

一般的な日本型のコンセント(左側)に加え、全世界あらゆるタイプのコンセントで使えるユニバーサルプラグ(右側)も。日本のコンセントもそのまま使えるので、2つ同時に使えるということですね。

f:id:wow360:20181004112109j:image

ちゃんとUPS機能のボタンも。

f:id:wow360:20181004112119j:image

照明として使うことも出来ます。

f:id:wow360:20181004112131j:image

試しにThinkPad X1 Carbonをつないでみましたが、問題なくコンセントマークが表示され、使うことが出来ました。

f:id:wow360:20181004112139j:image

ソーラーパネルは、思っていたよりは大きく、重い。

f:id:wow360:20181004112151j:image

30Wでこの大きさということは、60Wだと倍の大きさですよね? 災害用で家に置いておくだけだからこれでもかまわないけど、登山など徒歩旅行で持ち歩いて使うような感じではないですね。せいぜいバイクツーリングくらいでしょうか。オートキャンプなら問題ないと思います。

f:id:wow360:20181004112203j:image

充電コネクターはなぜか間に変換プラグをかまさないといけない形状。同じメーカーで揃えたのにね。

f:id:wow360:20181004112218j:image

裏側はジッパーの収納になっていて、内側にはUSBのコネクターが2つ。スマートフォンなどをソーラーパネルから直接、充電することが可能です。

f:id:wow360:20181004211238j:image

試しに太陽光に当ててつないでみたら、ちゃんと充電が開始されました。ですが部屋の明かりではダメ。それは仕方ないですね。 

 

さて、せっかくこれはUPSとして使えるわけですから、日常的にセットしておきたいところ。すでにあるUPSとの二段構えで設置してみようかとも思うのですが、これ、リチウムイオン電池なんですよね。そういう使い方をしたら劣化しないか気になるところなので、少し検討してみようかと思います。

ThinkPadはWindows公式のアップデートだけでなく、レノボのアップデートも忘れずに!

WIndows10の公式なアップデートは定期的に自動配信されますし、WindowsのバージョンがProでなくHomeだと再起動を伴う更新も半ば強制的なので忘れるということはないんですが、ThinkPadのBIOS更新などレノボが提供するアップデートは、ついつい忘れがち。

ふと思い立ち、ThinkPad X1 Carbonの更新を確認することにしました。

右下の電池マークを右クリックし、LenovoVantageに移動します。

f:id:wow360:20180923135512p:plain

システム更新を選び、最新の更新データを確認します。

f:id:wow360:20180923135722p:plain

すると、え、こんなに? と驚くほどの更新が溜まっていました。これらを放置していたのは、よろしくないですね。

f:id:wow360:20180923135831p:plain

早速、片っ端から更新を行いました。

f:id:wow360:20180923140014p:plain

どの更新がというのは全部まとめて行ったのでわからないのですが、Windows Helloの顔認証によるログイン速度が一気に早くなりました。これは嬉しいですね。
再起動の速度も早くなったような気がします。

 

更新を忘れないように、自動更新をONにしておくのもあり

更新を数ヶ月も放置していたのは、本当によろしくありません。セキュリティー的にも問題ありです。我ながら反省ですね。
こういうことを避けるには自動更新にしておくのがいいのですが、再起動が必要とされる更新が自動的に行われると、これから出張で移動するタイミングで更新がはじまるみたいなことがあるので、それはそれで困るのです。落ち着いて更新作業をできるタイミングにチェックするのを忘れないよう、習慣化するのが大事なのかなと、個人的には思いました。

f:id:wow360:20180923140349p:plain

 

→システム更新で顔認証速度も高速に! 日々便利になるThinkPadシリーズの詳細を見てみる

新型モバイルノートPC、ThinkPad A285

続いて先日から販売が開始になったThinkPad A285

f:id:wow360:20180922165434p:plain

Aシリーズってなに? って感じだったのですが、見た目はThinkPad X280。サイズも12.5インチで同じ、重量も約1.13kgで同じです。USBコネクターの数なども同じ。指紋リーダーの位置も同じなので、外見だけだと区別はつかないかもしれません。

じゃあ何が違うんだろうと見てみたら、AMD Ryzen ProとRadeon Vegaグラフィックス搭載との文字が。これはなに?

一言で言うと「インテル入ってない」ということなんですね。CPUが慣れ親しんできたインテルのCore iシリーズではなく、AMDのRyzen 3 Proであるということ。
価格とCPUのコア数やスレッド数のバランスでインテル社に対抗できるモデルを供給していくメーカーとのことで、同性能でも比較的安価に手に入れられる、というところが特徴でしょうか。グラフィックの処理も高速とのことです。

このA285は先日19日から販売開始になったばかりですが、すでに販売開始から半年くらいたったX280と同程度の価格になってるので、冬のボーナス商戦の時期になると、割引クーポンの率もよくなって、X280より魅力的な製品になるかもしれませんね。もちろん今でもカスタマイズ次第では、価格と性能のバランスからお得な組み合わせが可能かもしれません。

X280とA285。選択肢の幅の広さはThinkPadシリーズの売りではありますが、似てるようで微妙に違うみたいなものがたくさんあると、これはこれで悩んでしまいますね。

→もしかしてバランスの良い名機かも!? ThinkPad A285の詳細を確認してみる

センター(中心)を大事にするハイスペック15インチThinkPadの新商品、ThinkPad X1 Extreme

ここ一ヶ月くらいの間に、気になるThinkPadの新商品が2機種、販売開始になりました。

今回は画面サイズ15インチのThinkPad X1 Extremeを取り上げます。

f:id:wow360:20180922161032p:plain

ライバルはMacBook15インチなんだろうなと思わされる機種です。重量も約1.7kg(タッチディスプレイのモデルは約1.8kg)なので、ほぼ同じです。CPUがCore i9まで選択可能というのも、MacBook対抗なんだろうなと感じさせられました。
ひと目見て好感をもったのは、テンキーを排除してること。これまでのThinkPad15インチモデルはテンキーがあるものが多かったしそれはそれで必要としてる方もいるんだとは思うのですが、ノートパソコンにテンキーを組み込むと、キーボードのセンターがディスプレイに対しだいぶ左側にずれることになります。そのため、ThinkPadの売りであるトラックポイントの位置も、もちろんトラックパッドの位置も左にずれる。これが個人的には気持ち悪くて仕方なかったんですよ。

たとえばこちら、15.6インチのThinkPad E570のキーボード。

f:id:wow360:20180922161842p:plain

ノートパソコンを開く。その前に座る。キーボードで入力していく。その両手が、画面に対し正面に座った場合、ずっと左寄りで打ち込み続けることになります。体もゆがみますよね? これを問題視する人があまりいないのが、以前から不思議でした。
E570は15.6インチと巨大で、重量も約2.3kgありますから、外に持ち出すことは前提とはしていません。それは別に構わないのですが、このセンター位置からのズレは、果たして使いやすさにつながるものなんでしょうか? 大画面ノートパソコンに無批判にテンキーを搭載し続けたのが、個人的にはずっと疑問だったんです。

その点MacBook15インチはよく考えてる作ってるなと思ってたのですが、今回のX1 Extremeも、よくやってくれた! という強く感じました。

https://www.lenovo.com/medias/lenovo-laptop-thinkpad-x280-feature-life-style-1-1116x416.jpg?context=bWFzdGVyfGltYWdlc3wxMzM3MjN8aW1hZ2UvanBlZ3xpbWFnZXMvaDRmL2hiMy85ODMxMjY2NjE1MzI2LmpwZ3xiNDRmMDk4ODRlM2I5OTJiODBjYTg3NGZhZjZkMDJhZmZlMWM2ODAzMDliYTdkMzRkY2NhZGFkZTgyODY5N2U0&w=1180

スペック的にはさすがにユーザービリティの高いThinkPadと思わせる内容です。X1シリーズではあるけど、なんとM.2SSDスロットを2つ用意し、2枚挿しが可能で、RAIDまで組めてしまいます。内蔵SSDでRAID可能というのもすごいですね。

メモリーも2枚挿しの最大64GBで、ユーザー側で交換が可能です。

モンスターマシンとして必須の外部GPU、NVIDIAの「GeForce GTX 1050 Ti」も搭載。CPUオンボードでないグラフィックボードが乗ってると、処理も分散化され高速になります。

ディスプレイはマルチタッチ対応で、3840x2160の4Kディスプレイと、1920x1080のフルHDディスプレイの2つを用意。自分の使っている14インチのThinkPad X1 CarbonではフルHDディスプレイを選んでますが、15インチまで大きくなるなら、4Kのほうがいいような気もします。

外部インターフェイスはUSB 3.1 Type-C(Thunderbolt 3共用)×2、USB 3.0 Type-A×2、HDMI、イーサネット(有線LAN)拡張コネクター、メモリーカードスロット、マイク入力/ヘッドホン出力。メモリーカードはフルサイズです。
ACアダプターは大容量電力に対応できる135Wのタイプで、以前からの黄色角型の電源用のコネクターを使って充電するそうです。でもType-C側でも充電は可能とのこと。電力を使う作業をしない、充電はゆっくりでいいということであればUSB充電も可能というのは、便利ですね。

個人的にはここまでの性能は必要としてませんし、持ち歩くには1.7kgは重いので、買うことはないかなぁ……。MacBook15インチみたいなWindowsマシンがほしいと思ってた方には、おすすめできる機種だと思います。

もちろんこれもから割引クーポンが適用可能なので、購入ボタンを押す前に、クーポンコードを確認して、入力するのを忘れないでくださいね。週末とか深夜が割引率も高くなるので、おすすめです。

 

→15インチにふさわしい性能と拡張性のThinkPad X1 Extremeの詳細を確認してみる


ThinkPad X1 YogaやX1 Carbonを大幅割引で購入できるクーポンを確認してみる