続いて先日から販売が開始になったThinkPad A285。
Aシリーズってなに? って感じだったのですが、見た目はThinkPad X280。サイズも12.5インチで同じ、重量も約1.13kgで同じです。USBコネクターの数なども同じ。指紋リーダーの位置も同じなので、外見だけだと区別はつかないかもしれません。
じゃあ何が違うんだろうと見てみたら、AMD Ryzen ProとRadeon Vegaグラフィックス搭載との文字が。これはなに?
一言で言うと「インテル入ってない」ということなんですね。CPUが慣れ親しんできたインテルのCore iシリーズではなく、AMDのRyzen 3 Proであるということ。
価格とCPUのコア数やスレッド数のバランスでインテル社に対抗できるモデルを供給していくメーカーとのことで、同性能でも比較的安価に手に入れられる、というところが特徴でしょうか。グラフィックの処理も高速とのことです。
このA285は先日19日から販売開始になったばかりですが、すでに販売開始から半年くらいたったX280と同程度の価格になってるので、冬のボーナス商戦の時期になると、割引クーポンの率もよくなって、X280より魅力的な製品になるかもしれませんね。もちろん今でもカスタマイズ次第では、価格と性能のバランスからお得な組み合わせが可能かもしれません。
X280とA285。選択肢の幅の広さはThinkPadシリーズの売りではありますが、似てるようで微妙に違うみたいなものがたくさんあると、これはこれで悩んでしまいますね。