ThinkPad T460sのカスタマイズ項目を見てみると、ディスプレイのところには全てこう書いてあります。
ということは自動でWiGig対応なんだ! じゃあ一緒にWiGigドックも買えばそのまま使えるんだな……と思ってしまいますが、要注意です。
ディスプレイの「WiGig対応」は、そのまま使えることを意味しない
この「WiGig対応」というのは、ディスプレイの部分に、WiGigに対応しているアンテナが内蔵されているというだけの意味なんです。
無線LANやWWANなど、無線機能を使う場合、アンテナが必要ですよね? そのアンテナはほとんどのノートPCでは、ディスプレイの外枠に内蔵されています。
WiGigももちろん無線機能です。ディスプレイのところに書かれている「WiGig対応」というのは、外枠にWiGigに対応するアンテナ機能が内蔵されているということを意味しています。
「受信機」であるTri-Bandを選ぶ
ラジオは、アンテナだけあっても意味が無いです。電波を受け取り使えるようにする受信機が必要です。ディスプレイだけだと、アンテナしか無い状態です。
T460sでWiGigを使えるようにする受信機は「インテル Tri-Band Wireless-AC 18260(2x2) + Bluetooth 4.1 vPro対応」です。
これを選ぶと下に「WiGig Selection対応」が出てきて、対応したことが分かります。
だけど今は選べない
ですが、この記事を書いてる2/27現在は、このTri-Bandが選べなくなっています。
WiGigを使いたい場合、再び選べるようになるのを待つことになりますね。
正式に対応になりました。詳細はこちらの記事をご覧ください。