ThinkPad X1 Yoga はじめて日記

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折り畳めるThinkPad X1 Fold登場! 次に買うとしたらこれかも?

朝起きてニュースを見てたら、久しぶりにガジェット関連のニュースでたまげました。

最近のスマホで流行りつつある折り曲げ可能なフォルダブルの形式を採用したThinkPad、しかもハイエンドのX1シリーズの登場です。その名もThinkPad X1 Fold

www.youtube.com

開けば有機EL(OLED)13.3インチサイズの大画面、それを最新のWindows 10XというOS(初期出荷は従来どおりのWindows10になるとのこと)を使うことで2つに分け別々に使えたり、片方をタッチパネルのキーボードにすることも出来る。Galaxy Foldでもいまいちと指摘されてた「折りたたみ時に生じる隙間」に専用キーボードを挟めばその隙間もなくなり、とてもスマートな外見になるようです。しかもその挟んでる状態でワイヤレス充電されるそうで、とくに充電を意識する必要はなさそう。これは便利です。
片面利用の場合は約9.6インチになるそうで、小柄なPCとして十分なサイズと言えます。
重量も1kg以下とのこと。軽量なThinkPadを望んできた自分としては、本当に嬉しい話です。

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裏のカバーは一部を折り曲げられ、そのまま自立できるスタンドにもなるとのこと。横長の通常画面でも、縦でも使える。よく考えられてますね。

タッチパネルなので、ペンでの操作も可能です。

動画を見る限り今の所メモリーは8GB、SSDは容量をいろいろ選べそうですが、ThinkPadはどのモデルもメンテナンス用のマニュアルが一般公開されるくらいユーザービリティーが高いのも売りのひとつなので、おそらくSSD交換用の手順も公開され、ユーザー側での交換も可能でしょう。

気になるのは、まず値段。約2,500ドルとなると日本円で約27万円。さすがにちょっと高いです。あと、付属のキーボードにいまのところ赤ポッチのトラックポイントがない! これでThinkPadを名乗るのはどうなのよ? と思わざるを得ません。いちおうトラックポイント付きも開発はしてるとのことなので、ぜひ販売開始と同時にそれも選べるようにしてほしいと思います。

これだけ見てワクワクするガジェットも久しぶりな気がしますね。今度買い換えるとしたら、これを選びそうな気がします。

こちらが、レノボ社による公式の紹介ページ(英語)となります。

news.lenovo.com

簡単ではありますが、レノボ・ジャパンでも日本語による紹介ページを昨年に少しだけ発表されていました。開発段階であったものがこうして正式に商品化にこぎつけたと考えると、胸が熱くなります。

www.lenovo.com

→日本語の最新情報も早く発表してほしい! レノボ・ジャパンのページを見てみる

ThinkPadで使える超高速&大容量NVMeのSSDまで激安に!

当サイトではThinkPad「ユーザー自身でSSDを交換できる」という利点を最大限に活用しようということで記事を何本か書いてきました。 購入時は一番容量の少ないものを選択し、届いてから自分で好きな大容量のものに交換するというものです。

最初に紹介した2016年と比較し、自分が使ってるSATAのM.2 SSDもどんどん値下げされていきました。 最初は3万円くらいしたのが、1万円台にまで下がっていきました。

1TBはNVMeのほうが安い時代!?

もう令和元年も12月を迎え、どうなったかなと「SATA ssd m.2」という単語で検索をかけてみたら、驚きました。以前ならSATAの倍はしたNVMeのSSDまでいつのまにか、同じくらいの価格まで落ちてきてるではありませんか!

シリコンパワー SSD 1TB 3D NAND M.2 2280 PCIe3.0×4 NVMe1.3 P34A60シリーズ 5年保証 SP001TBP34A60M28

Crucial SSD M.2 1000GB P1シリーズ Type2280 PCIe3.0x4 NVMe 5年保証 正規代理店保証品 CT1000P1SSD8JP

シリコンパワーもCrucialもよく見かける一般的なメーカーですし、「SATAの間違いだろー」と思ってよく写真を見ても、先端部の接続部の切欠けが1つなので、これは超高速のNVMeだとはっきりわかります。SATAだと切欠けは2つあります。

それが、この記事を書いてる今の時点で、13,800円、12,200円で買えてしまうというのは……驚きました。こうなると節約のために速度がSATAのものを買う必要が無くなってしまいます。

ちなみに以前紹介したこちらのSATAのSSDは、今日現在、12,396円。つまり、ものによってはNVMeのほうが安いという逆転現象まで起きてます。

【国内正規代理店品】Western Digital WD Blue 内蔵SSD M.2-2280 3D NAND 採用 1TB SATA 3.0 WDS100T2B0B

個人的には容量は必要だけどそこまで高速は求めてないという事情もあるのですぐに買い替えて交換はしませんが、今から新規で買うなら、当然、NVMeのほうを選びますね。

 

2TBはまだNVMeは高い

では2TBにしたら、どうなるか? まず超高速NVMeのものを探してみると、こちら。値段は47,161円

【国内正規代理店品】Western Digital WD Black 内蔵SSD M.2-2280 SN750 ゲームPC カスタムPC向け 2TB NVMe WDS200T3X0C

速度の遅い(とは言ってもHDDよりはるかに早い)SATAだと、見つけられた最安値で27,253円

【国内正規代理店品】Western Digital WD Blue 内蔵SSD M.2-2280 3D NAND 採用 2TB SATA 3.0 WDS200T2B0B

まだ値段には倍くらいの差があるので、これだと安いSATAを選ぶという選択もありだと思います。ですがNVMeの2TBが5万円弱で手に入る時代になったとは、感慨深いものがありますね。

では一気に3TBと思い調べてみましたが、amazonではまだ見当たりませんでした。ですがいずれ出てくるでしょうし、値段も下がっていくでしょう。さらにはNVMeより速度の早い規格をいずれ採用され、一般化していくはずです。

パソコンは最近ではなかなか進歩しなくなってきてるなどと言われますが、細かいところで着実に進んでいってるなと感じさせられました。

そして同時に、自分でSSDを交換できることがどれくらい節約や、融通のききやすさにつながるか、それができるThinkPadシリーズがどれだけ便利かを、改めて実感することが出来ました。これが基盤に固定されてたり裏蓋を自分で開けるのすら大変な他のメーカーの機種だと、どうにもなりませんからね。しかもちょっと容量を大きなモノ、512GBではなく1TBを選ぶとかするだけで、数万円も値段が上がったりします。そこで仕方なく小容量を選ぶ人も多いでしょう。
ThinkPadならCPUとメモリーはともかく、SSDについては自分で交換し、こうした時代の進歩を自力で取り入れることができるわけですから、本当にユーザービリティーの高いブランドだなと思います。

なお、実際に購入・交換の際の相性問題などは当サイトでは確認しておりませんので、最終的に自分の持ってるThinkPadで使えるか、交換できるかの確認は、自己責任でお願いします。

 

交換して余ったSSDは、外付けSSDにしてしまうのもあり

すでにSATAのSSDを使ってる方がNVMeに交換すると、当然そのSSDは余ってしまうことになります。でも大丈夫。簡単にUSB3.0やUSB3.1(Type-C)の外付けSSDとして使えるケースが販売されています。持ち歩く外付けストレージもSSDを気軽に使える時代になったと言えます。

FIDECO M.2 SSD ケース Type-C to NGFF M.2 アダプタ SATA B keyのみ対応 USB 3.1 Gen2 M2 SSD ケース 10Gbps 2230 / 2242 / 2260 / 2280mm USB to M.2 UASPサポート USB C + USB A インターフェース ネジセットドライバ付き

Mackertop M.2 NVME - USB 3.1 ソリッドステートディスクエンクロージャー Type-C - PCIe M2 NVME SSD (Key M) 2230 2242 2260 2280 アルミケース

ですが重要な点が一つ。これらのケースはほとんど、SATAかNVMe、どちらか一方にしか対応していません。今回紹介のものだと上のものがSATA用、下がNVMe用です。ThinkPadから引き抜いた古いSATAのSSDを使いたいなら、SATA向けの上のものでなくてはいけません。間違ってNVMe用を買うと、使えなくなってしまいます。場合によってはSSD自体を壊すことにも繋がりかねないので、購入・利用の際は、よくご注意ください。

→自分でSSDを交換できるって最高! ThinkPadシリーズの詳細を見てみる

「スリープにしてもファンが回り続ける」を解消するために「モダンスタンバイ」対策を行う

以前、ThinkPad X1 Carbonでスリープにしてもファンが回り続ける問題というのがあり、それを解決したという記事を書きました。

そのときはWindowsやドライバーの更新で解決した! と思ったのですが、ある日、また「スリープ時にファンが回る」や「スリープにしたPCの画面が勝手に点灯し電源が入る」現象が起きるようになりました。つまり、更新でこの問題は根本的に解決しなかったということになります。

その後もいろいろ調べたのですが、どうも「モダンスタンバイ」という機能に根本的な問題がありそうだということがわかりました。

スマホのように画面を開けた(つけた)ら瞬時に点灯させたり、スリープ状態でも裏で新規メールを受信したりする仕組みなのですが、当然、待機電力はその分増加します。また、スリープ状態にしても「ちゃんと寝てない」状態になるので、状況次第ではPCに負荷がかかり、ファンが回りだしてしまうわけです。
この仕組み、ファンレス(ファンで排熱しない)のノートPCならまだしも、ファンのあるノートPCだと、どうなんでしょう? バッグに入れて持ち歩いてる途中で作業が始まり、それがCPUに負荷をかけてファンが回りだしたりしたら、温度が上がりあちあちになってしまいます。
実際自分も何度かそういう事があり、そのためすぐに使う必要のない状況では「スリープ」ではなく「休止状態」にして持ち歩く習慣がついてしまっていたわけです。
個人的にはスリープ中にネットに繋ぐ状態を維持しメールチェックなどをしてくれなくても構わないんです。そういうのはスマホでしますから。
休止状態だと再起動に時間がかかるので不便だが、「モダンスタンバイ」のスリープより、もっと「しっかり寝る」スリープになってほしい。

休止状態……その時点でのPCの状態をSSDに書き込み、電源を落とす
スリープ……その時点でのPCの状態をメモリーに書き込み、電源を落とす(実際はメモリー内容を維持するためだけに少し電力を使う)

自分としてはこの認識で、どちらにせよ知らずにファンが勝手に回りだすかもしれないような状態で持ち歩きたくないのです。

自分のPCはモダンスタンバイ状態にあるのかの確認

これはThinkPadに限らないWindows10のパソコンに共通する話ですね。まず、自分の使ってるPCがモダンスタンバイ状態にあるかの確認をする方法を書いておきます。

コマンドプロンプトを起動し、以下のコマンドを入力します。

powercfg /a

そこで「スタンバイ(SO 低電力アイドル)ネットワークに接続されています」と表示されたら、それはモダンスタンバイの状態にあることになります。

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「モダンスタンバイ」状態にあるPCがなにをしてるかといえば、ネットワークへの接続を維持しようとする、そのためにスリープの間も裏であれこれしようとするわけです。
であれば、スリープしてる間はネットに繋がない設定にすればよいということになるのではないでしょうか?

設定→電源とスリープ→ネットワーク接続を「常時」にする

まず、Windowsの設定を開き、左上の「システム」を選択

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左側の「電源とスリープ」を選択し、その中にある「ネットワーク接続」を確認する。

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そこには「PCがバッテリー電源の使用中にスリープ状態になった場合は、ネットワークから切断する」とあります。それが「なし」ということは、つまり切断しないという意味になるわけですから、ここは「常時」を選択します。つまり「PCがバッテリー電源の使用中にスリープ状態になった場合は、ネットワークから常時切断する」ようにせよ、と設定するわけです。なんだか日本語の表現のせいでわけがわからなくなりそうですね。

バッテリー電源の使用中とはつまり、持ち歩いてる時、勝手にファンが回られると困る時です。電源につないでる時(バッグに入っていない)ならファンが回っても問題は無いので、持ち歩き時のスリープを確実にさせるため、ネットから切断した状態を維持し、なにもするなと命令するわけです。

どうもこのモダンスタンバイとスリープの問題は各メーカー各機種、各利用者の環境によってさまざまなトラブルを引き起こしているようで、こうすれば確実という根本的な解決法を自分は見つけられていません。
今後もまたなにか進展があれば、もしくは根本的に解決する方法を見つけたら報告したいと思いますが、今回の対策に加え、WindowsやLenovo Vantageを使ったシステムやドライバーの更新を忘れないことが肝心かなと思います。

謎の航空会社? エアヨーロッパのエコノミークラスで使うThinkPad X1 Carbon

世界にはいろんな航空会社があり、中には日本に乗り入れてない会社も多々あります。そういう会社の方がはるかに多いと言えるでしょう。

そんな会社の一つ、スペインを拠点として運行してる会社にエアヨーロッパというのがあります。なぜスペインなのにエアヨーロッパ? と感じてしまったのですが、エアアジアがマレーシア拠点でアジアを名乗ってるのですから、別におかしくはないですよね。
謎の航空会社? とか書いてしまいましたが、それは日本人だからそう感じるだけです。ヨーロッパ人からしたらエアアジアが謎の航空会社に感じてしまうでしょう。

ただしエアヨーロッパはLCCのエアアジアと違って、いちおうスカイチームに所属しマイルも貯まるちゃんとした航空会社です。そういう意味でも謎というよりは、しっかりしてる会社ということになります。

就航路線はスペイン国内・スペインからヨーロッパ各地、そしてかつての植民地・中南米がほとんどのようです。

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機内はこんな感じ。まぁ普通のエコノミークラスです。

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席においてあるのは毛布と枕。これも普通。

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肝心の機内食ですが、正直ちょっとさみしい。

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南米向けの長距離路線に乗ったので到着前にもう一食ありましたが、これも寂しい感じ。もう少し頑張ってほしいですね。ただこれ、ホットのハムチーズサンドイッチでしたけど、味はなかなかいいものでした。

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復路の機内食もいちおう載せておきます。

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肝心のThinkPad X1 Carbonの使い心地ですが、これが思いのほか快適。

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前の方が座席を倒されると手前に飛び出さざるをえないわけですが、ノートPCだと重心がしっかりしてるので、裏側にキックスタンドを出すようなタブレットやタブレット型のノートPC(Surfaceとか)だと使えなくなる状況でも、問題なく使えます。

アジア路線はシートピッチ(前後の幅)が狭めで使いづらかったりするのですが、やはり体格が大きめのヨーロッパ人を前提にして作られてる座席のおかげか、X1 Carbonを広げてもまぁまぁ使えます。

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再び乗る機会があるかわからないエアヨーロッパですが、そこでもいつものようにX1 Carbonを使って、しっかりと作業できたのでした。

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