ThinkPad X1 Yoga はじめて日記

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Windows10の修復セットアップで最新アップデートをThinkPad X1 Yogaに適用してみた

今年春のWindows10 1703 Creators Updateは通知が来たらすぐに、ThinkPad X1 Yoga をアップデートしました。

が、今年秋の1705 Fall Creators Update の通知が、なかなか来ない。自分でダウンロードして適用してもいいのですが、使っているPCが対応したら自然に通知がくるというので、それを待ってみることにしました。

でも、来ない。おかしいなと更新一覧を見たら、なんと、失敗していました。再試行ボタンを押すと再度更新データがダウンロードされるのですが、それも失敗してしまいます。

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いつのまにかこのループにハマっていたようです。これでは更新されるわけがありません。

しかしこのままでは、いつまでたっても新しいバージョンが更新されないことになります。ネットに上がってるいくつかの手を試してみたのですが、それでもダメ。

となると、初期化して、クリーンインストールをするしかないのか……そのためには、すでにインストールしているソフトを新しいPCに移動させるための認証解除の手続き、Windows live Mailデータのエクスポートなどなど、場合によっては数日がかりの作業になります。

新しいPCを買って移行させるならいいのですが、今使ってるPCでそれをするのはできるだけ避けたいんですよね。

では、どうするか? Windows10には、今使ってる自分のデータやソフトの設定をそのままに、システム部分だけを上書きする機能があります。

修復セットアップ(上書きインストール)というものです。

初めてなのでドキドキですが、試してみることにしました。これでだめなら、クリーンインストールをするしかないでしょうね。

参考にさせていただいたのは、こちらのサイトです。

することは、実は、これだけ。

マイクロソフトのサイトでWindows10のインストールメディア(USBメモリー)を作成→そのUSBメモリーの中にあるsetup.exeをダブルクリックし起動

本当にこれだけです。注意すべき点はインストールオプションで必ず「個人用ファイルとアプリを引き継ぐ」を選ぶこと。あとは「はい」とか「同意します」を選んでいくだけです。

setup.exeをダブルクリックしてから30分位のあいだ、インストールが続きます。
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終わると、いつもどおりのログイン画面が。指紋認証も普通に出来ます。

そのあとまたインストール画面のようなものが出てきます。
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焦りましたが、それもすぐに終わり、普段使い慣れた画面にブラウザのedgeで「Creators Updateへようこそ」という表示が出ました。
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それ以外、なにもかも、元のままです。先週新しく入れたマウスのドライバーもそのまま。ファイルや設定も、そのままです。

かかった時間は40分位でしょうか。

こころなしかフォルダーの展開やコピーも早くなったように感じます。新しいソフトを入れたりレジストリをいじったりして積み重なっていった「ゴミ」のようなものが取り除かれ、きれいになったということかもしれません。

ただ、未だにグラフィックドライバー更新で動画が真っ黒になる問題は未解決。仕方ないので古いドライバーに戻しました。

これで様子を見ますが、やはりグラフィックドライバーの問題などを根本的に修正するには、クリーンインストールしかないのかもしれません。

とはいえ最新の更新を適用もできたし、とりあえずは良かったよかった、という感じでしょうか。

ThinkPadは果たして「高い」のか?

ThinkPadを使ってると、たまに「Windowsでそんな高いパソコン、使う意味ある? 10万円以下でいくらでも良いパソコン買えるじゃん。ASUSとか、acerとかさ」と言われることがあります。

たしかにそうかもしれません。でもそんなとき、Windowsの総本山、microsoftが販売してるSurfaceシリーズのホームページを見て、びっくりしました。タブレットにもなりペン操作も出来、キーボードもしっかりという自分のThinkPad X1 Yogaと比べるなら、SurfaceBook2になると思います。SSDは1TBほしいなあと価格を見ると、なんと、

397,224円(税込)!!!

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自分の使ってるX1 Yogaは販売開始と同時に注文した、i7、メモリー16GBで、あとからSSDを自分で1TBに交換し、合計は約25万円です。

たしかに自分の使ってるX1 Yogaには、CPU以外のグラフィックボードは内蔵されていません。SurfaceBook2にはあります。ですからその分高いでしょう。それにしても15万円近く高いとは……。

問題は、グラボはいらないけど1TBSSDがほしいとなっても選択肢がない点ですよ。Surfaceシリーズはユーザー側での分解、交換不可のものばかりですからね。じゃあ1TBはあきらめて512GBにするかと言っても、メモリー16GBにこだわるなら、336,744円(税込)……。高いって。

しかもSurfaceシリーズは、学生や教職員などでもないかぎり、割引価格で買う方法がほとんどありません。

では、グラボ内蔵では比較が難しいので、CPU内蔵のインテルグラフィックのもの、一番安いi5、メモリー8GB、SSD256GBの組み合わせを見ましょう。これでも200,664円(税込)。

では今買えるX1 Yogaで似たような構成にするとどうなるか。i5、8GB、256GB、ディスプレイはWQHD(2560x1080)の液晶だと、割引後は163,566円(記事執筆時点)になります。

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その差額をSSDの容量アップに使うのも、液晶をOLED(有機EL)に向けるのもありでしょう。

ThinkPadの最大の利点は、やはりこのカスタマイズの自由さにあります。「グラボはいらないです」「SSDは1TBほしいです」「画面はFHDで十分です」など、ユーザーの必要性に応じたカスタマイズが自由にできる。不要なスペックに無駄なお金を出す必要がありません。

かつ、必要スペックを満たした後でも、思いのほか、安上がり。「高い」というイメージを持たれがちなのに、実際は思ったより安いって、なんとなく気持ち、よくないですか?(笑)

これがASUSやacerになると、なぜか8GBモデルしか無いとか、SSDも最高で512GBしかないとか、よくあります。安いけど肝心なところで融通が利かない。

たとえばASUSでは、Zenbook Flip Sという機種があります。360度に曲げられタブレットにもなるので、X1 Yogaの競合と言って良いでしょう。

でもスペックが……。SSDは最大256GB、メモリーは8GB。SSDは外付けHDDなどでなんとかするとしても、メモリーが8GBでは、個人的には、つらい。

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価格は140,184円とのことなんですけど、ThinkPadもこれくらいのスペックに落とすと、価格はほとんど変わらないんですよ。最初に言われた「ASUSやacerのほうが安い」というのは、X1 Yogaの競合というより、ややスペックの低いものだったりするわけです。「それで十分」というのは、人によって違うということなんでしょう。

SurfaceやASUS、acerにももちろんいいところはたくさんあるわけで、結局は、自分がなにを必要としているのか、そこを見極めるのが大事ということになります。そのうえでThinkPadは、カスタマイズの自由さで融通が最高に利きやすく、買いやすいパソコンだ、と言えると思います。

さらにThinkPadはスペックや買いやすさ以外にも、トップクラスに打ちやすいキーボード、唯一無二と言っていい赤いトラックポイントがあり、このためにThinkPadを選ぶ人もたくさんいます。

そのあたりのバランスの良さを考えると、決して高いとは、言えないと思います。

 

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パスワード管理をID ManagerからKeePassへ移行し、Windows、Mac、android、iOS、どれでも使えるようにする手順

増え続けるパスワードをどうやって管理するか、頭を悩ませてる方は多いと思います。何かしらのパスワード管理アプリを使い、マスターパスワード1つを入れればそれで済むようにしてる方が圧倒的に多いのではないでしょうか。

windowsには以前からId Managerという老舗のソフトがありまして、これを自分もずっと使い続けていました。ですがこのソフト、Windowsでしか使えず、クラウドでandroidやiPhoneと同期させて使うなど、一切出来ません。それだけ古いソフトってことなんですね。

androidであればSecret No.5というアプリで、データを見ることは出来ます。いざとなればこれでパスワードデータを外で見れるようにし、iPadなどで必要な場合、いちいちこれを立ち上げて目で確認し、手打ちしていたのです!

メモ欄にいろいろ書き込んだり、IDやパスワードの編集も自由にできるソフトなのですが、これではダメだ、クラウド同期できるものに移行しなきゃ、しなきゃと思いながらも、ずっと出来ない状態が続いていました。もっとも有名な1passwordはメモ欄の移行が出来ず、かつ有料で高い。

……と探し続けること、はや数年。やっとたどり着きました。

KeePassというアプリです。これならデーターベースをdropboxに置くことで、windows,android,iOS,Mac、すべてで使うことが出来るようになることがわかりました。

まずこちらのサイトを参考にしたのですが、参照先でリンクが切れていたり、書いてある通りにすればよい、というわけにはいきませんでした。

iphoneans.seesaa.net

そこで私が実施した最新の手順を、ここに書いておきます。当サイトのテーマであるThinkPad X1 Yogaと直接の関係はありませんが、同じような悩みをお持ちの方のお役に立てますように……。

 

Windowsでの設定

 

ID Manager

・移行の際に消えてしまうデータ欄があります。

Item1
Item2
serial number
e-mail
File
これらの項目になにかしら情報を入れてる人は、そのすべてをコピペで下のメモ欄に移してください。そのデータは移行が完全に終了してから整理すればよいでしょう。

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・データをxml形式でエクスポート

 

KeePass

・IDM2KeePass (フリーソフト)をダウンロード。

解凍したらIDM2KeePass.exeをダブルクリックで起動し、IdManegerで作ったxmlファイルを、KeePassで読み込めるものに変換します。

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・KeePass XML(1.x)に変換

KeePassアプリですが、ID Managerのデータをインポートするために古いバージョン(1.34)を使い、その後の通常の利用では新しいバージョン(2.37以降)を使っていくので、まずは両方共ダウンロード。

https://keepass.info/download.html

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・古いバージョン(1.34)を解凍しフォルダのままに。古いタイプのソフトなので、exeファイルをダブルクリックし起動するタイプのものです。とくにインストールするものではありません。

新しいバージョン(2.37以降)は一般的なソフトと同様にインストールします。

 

・このままだと使いづらいので、日本語化。これも古いバージョン用、新しいバージョン用、両方ダウンロード。

https://keepass.info/translations.html

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日本語化用のzipファイルを解凍すると、japanese.lng(古い用)、japanese.lngx(新しい用)というファイルが出来ます。これをkeepassのフォルダに移動させます。

古いバージョンはインストールを必要としないソフトなので、exeファイルの有るフォルダに。新しいバージョンは、この2つのどちらか。

  • C:\Program Files\KeePass Password Safe 2 
  • C:\Program Files (x86)\KeePass Password Safe 2

・keepassを起動し、「View」→「Change Laungage」をクリックし、Change Laungageで日本語を選択します。

 

・このサイトに書かれている「VariousImport」プラグインをダウンロード。これは古いバージョンで使います。

https://keepass.info/plugins.html#variousimport

解凍するとVariousImport.dllというものが出来るので、これをJapanese.lng同様、古いバージョンのexeファイルの有るフォルダに移動。

古いバージョンを再起動させると、ツール→プラグインに、今のVariousImportが反映されています。

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・この状態でやっと、Id Managerで作ったxmlファイルをインポートできるようになります。

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・データベースを保存し、「○○.kdb」というファイルを作ります。

 

・古いバージョンは終了させ、新しいバージョンを起動。先程の「○○.kdb」をインポートします。そのまま保存すると、今度は「○○.kdbx」という、新しいバージョンに対応したファイルが作成されます。これでないと、iOSやmacなど他のデバイスでは(原則的には)読み込めないことがあります。

 

・kdbxファイルを、Dropboxの好きなところに保存

 

MacOSでの設定

・KeePassXをインストール

https://www.keepassx.org/

・Dropbox上のデータベース(kdbxファイル)を読み込む。古いバージョンのkdxファイルは読み込みだけは出来ます。したがって、windowsから完全にmacに移行するのであれば、windowsで新しいバージョンに切り替える作業は不要になります。

 

iPad(iOS)での設定

・MiniKeePass(無料)をインストール
・Dropboxアプリからkdbxファイルを開き、エクスポート。「別のアプリで開く」アイコンをタップして、「MiniKeePass」で開くを選択

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androidでの設定

・KeepassDroid(無料)をインストール
・起動画面の「データベースファイル」で、Dropboxからkdbxファイルを開く。直接dropboxが開けない場合は、dropboxアプリで事前にスマホ内にkdbファイルをダウンロードしておく。

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注意すべきは、どれかのデバイスでデータを書き換えてDropBoxのデータを更新したら、他のデバイスで使う際に、新たに読み込み直してあげないといけないことです。更新やデータをいじるのはどれか一つのデバイスに絞って、あとは閲覧だけにするのが、一番安全でしょうね。

いちいち古いバージョンを間に挟む必要が本当にあるのか、と思われるでしょうか? これは私が移行を確実にするためにおこなった手順なので、もしかしたらしなくても手順なのかもしれません。各自の自己責任でお願いします。

とりあえずこれで、なんとか、どのデバイスでも共通のパスワード管理データを参照できるようになりました。ここまで本当に長かったです。

そろそろ2018年版ThinkPadが発表される時期に

東京もだいぶ寒さを感じる日々になってきており、冬も近づいているなと感じます。

となると、そろそろ、次期のThinkPadが発表になる時期です。12.5インチのビジネスモバイルシリーズX200番代の次期機種、ThinkPad X280は、バッテリーの取り外しが出来なくなり、USB Type-CのPD(Powe Delivery)に対応するとかしないとか噂が出ていますが、果たしてどうなるのか。

やはり私としてはThinkPad X1 Yogaの第3世代がどうなるのか、これが気になります。 

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現時点で販売されている第2世代で一番気になったのは、私の第1世代より重量が100g近く重くなってしまったこと。

 

ThinkPad X1 Yoga 第3世代に望むこと

X1 Yoga 第1世代は

1.36kg~(OLED 1.27kg~)

でした。

ところが第2世代は

1.42kg~(OLED 1.36kg~)。

X1 Yogaは液晶面を折りたたんでタブレットモードで使うことも出来るのですが、第1世代の1.36kgでも手に持ち続けて使うのは正直つらいところがあったのですが、それが1.4kgを超えてくると、さすがにタブレットとして使うのは無理があります。

ぜひ第3世代では重量の軽減を実現してほしいものです。

 

個人的に買い換えるなら……ThinkPad X1 Carbon?

次の販売時期で、使い始めてまる2年になる私のX1 Yoga第1世代。買い換えるとしたら……?

今のラインナップからしたら、ThinkPad X1 Carbon、2017年版の第5世代、一択だと思います。

なんといってもその重量。1.13kg~という軽量です。これ以上軽いPCもいくらでもありますが、どこに持ち運んでも安心できる堅牢さは、素晴らしいものがあります。

また、画面の狭額縁化により、14インチの画面サイズを維持しつつ、フットプリント(全体の大きさ)が一般的な13インチサイズとほぼ同じというのも、大きい点です。

X1 Carbon2017とX1 Yoga2017

実際にPCを持ち歩きバッグとの出し入れの回数が増えると、フットプリントの小ささはそのまま、出し入れの容易さにつながります。実は私はX1 Yogaを13インチまで対応というケースやバッグに入れていて、入らなくはないのですが、案外ぎりぎりです。

また、たびたび掲載してる、飛行機での使用レポート。米国系の航空会社だとなんとか使えますが、日系やアジア系の飛行機だと、フットプリントが大きいため、ノートパソコン状態での使用を諦め、タブレットモードやスタンドモードでの映画鑑賞に切り替えることも多いのが現状です。

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もちろん次期の第6世代がどうなるかは、まだわかりません。もしかしたら今年のX1 Yogaみたいに重量が増加するかも? X1 Yogaが劇的に改良され、重量がいっきに軽くなったら?

X1 Yogaのタッチパネルはとても便利です。赤ポッチのトラックポイント、タッチパッドより、直接画面をタッチしたほうが早い作業もたくさんありますからね。

軽く、タッチパネル搭載で、タブレットモードになり、フットプリントも小さい、そんな究極のX1 Yoga。さて、いつ出るかな?

なんにせよ。新型の発表が今から楽しみです。

 

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