なかなか安定してこなかったThinkPad X1 Yogaのカスタマイズ状況が、OLED(有機EL)モデルの販売開始でだいぶ落ち着いてきたので、最新状況をまとめておきたいと思います。
→最新のThinkPad X1 Yogaのカスタマイズ項目を見てみる
1.WiGigが選べるようになった
X1 YogaでもWiGigが選べるようになりました。先行して対応していたThinkPad T460sなどではWiGigを使えるカスタマイズの無線構成を選ぶと自動的にWiGigドックも購入することになってしまい、「とりあえず使えるようにカスタマイズを選んでおいて、ドックは後から追加する」ことが出来ませんでした。
ですが今は、X1 Yogaはじめ、対応する機種では、無線構成だけWiGig対応にしておき、ドックは別に購入するようになっています。自由度が高くなりました。
ディスプレイで14.0型WQHD液晶 (2560x1440 IPS) マルチタッチパネル(10点)、ワイヤレスLANでインテル Tri-Band Wireless-AC 18260(2x2、WiGigおよびvPro対応) + Bluetooth 4.1を選ぶと、自動的に、ディスプレイタイプも14.0型WQHD液晶 (2560x1440 IPS) マルチタッチパネル(10点) カメラあり、マイクロフォンあり、WiGig対応に変わります。このディスプレイタイプというのは自分で選ぶものではありませんので、ご注意ください。
2.OLED(有機EL)ディスプレイはまだ会員限定販売
夏に出ると予告されていたOLED(有機EL)ディスプレイモデルが販売開始になり、早速手にした方が「本当に繊細で、黒が黒、真っ黒」と喜びの声を上げられているようです。
ただ問題は、まずはじめはレノボからのメール配信を希望したメール会員のみの限定販売で、かつ、一切のカスタマイズが出来ないこと。今はこんな感じになっています。
■ThinkPad X1 Yoga (20FQA02YJP) 製品スペック
・Windows 10 Home 64bit (日本語版)
・インテル(R) Core(TM) i7-6500U プロセッサー
・14.0" WQHD OLED (有機ELディスプレイ) 2560x1440, マルチタッチ対応(10点)
・8GBメモリー
・512GB SSD PCIe
価格も割引クーポンを適用して約30万円という、気軽には手を出せない感じになっています。これでカスタマイズが出来るようになり、16GBメモリーや1TBのSSDを選んだら、40万円近くになります。
OLEDの一般向け販売が開始されれば、これで、X1 Yogaのカスタマイズは一通り出そろうことになります。
また、OLEDモデルはまだまだ高価ですが、一般モデルについては販売開始から半年近くたったこともあり、クーポンの割引率が上昇することがあります。夜間、週末、長期連休など、クーポンが出やすい時をこまめにチェックして、納得のいくタイミングで購入されると、いいのではないでしょうか。