本日2月9日、ThinkPad X1 YogaとThinkPad X1 Tabletが発売日を決定の上、発表になりました。第4世代ThinkPad X1 Carbonも発表になりましたが、こちらはまだ発売日は未定です。
YogaとCarbonで悩む方はそれなりにいると思いますが、YogaとTabletで悩む人はいない……はたしてそうでしょうか?
ThinkPad X1 Tabletの特徴
- USB-TypeC搭載(電源コネクタ兼用)+USB3.0が本体に1つ(モジュールと合わせると2つ)
- タブレット部とキーボードが分離可能
- 3つのモジュールを使い、プロジェクター投影や3Dカメラ撮影が可能
- 総重量約1.065kg(本体のみ767g)
- CPUはCore mプロセッサ
- 12型IPS液晶(2,160×1,440ドット(3:2))
ThinkPad X1 Yogaの特徴
- USB3.0が3つ
- 総重量1.36kg(IPS液晶モデル)
- CPUはCore iシリーズ(i5、i7選択可)
- 14型IPS液晶(1,920×1,080ドットのFHDか、2,560×1,440ドットのWQHD)有機EL-WQHDモデルは夏以降発売開始予定。
最大16GBメモリー搭載可能、microSDXC、OneLink+ドック、HDMI端子、WiGig対応(将来的に)といった他の項目は共通です。
X1 TabletはCPUが劣るものの、重量において圧倒的な差があります。キーボードを取り外すことで、X1 Yogaの約半分の重さまで軽量化ができます。その状態でもフルスペックPCの能力があるわけで、持ち歩きを考えたら最強とも言えるわけです。
LTEに関しては、X1 Tabletは今日の発表では対応なしとのことだったようですが、今後追加される可能性はあると思います。
(その後正式にLTE対応されました。詳細は、こちらの販売日(2月19日)の記事をご覧ください。)
かたやX1 Yogaは、これまでのXシリーズの経緯から察すると、追加でも対応されることは無いかなぁと、個人的には思っています。
かつ、価格が安い。今のところX1 Yogaの最強スペックは30万円近い見込みですが、X1 Tabletは20万円程度ということです。
実際に発売が開始され、カスタマイズにどれだけの割引がきくかは始まってみないとわかりませんが、特に重量を重視する人の場合、X1 Tabletは十分に選択肢に入ってくると思います。
レノボの直販サイトでX1 Yogaは2月10日、X1 Tabletは2月19日発売開始です。約10日待って両方比べてから購入するもよし、早くほしいから明日早速注文するもよしです。
私はカスタマイズ項目でメモリー16GBが選べるかどうか、そこが気になっています。普段から12GB以上使っているので、8GBしか選べないと正直つらいところがありますから。