さきほどThinkPad X1 Carbon販売開始の記事を書き、他の機種は後日かなと思っていたのですが、時間差でThinkPad X1 YogaやThinkPad X380 Yoga、ThinkPad X280も一斉に販売開始となりました。
最新型ThinkPad X1 Yoga(第3世代、2018年版)の詳細を確認する
この画像で簡単に比較してみると、X1 シリーズのフラグシップモデルはやはり、X1 Yogaであり、新登場のX380 Yogaは廉価版なんだろうな、と感じさせます。そもそもX1シリーズではありませんけど、Yogaの360度変形機能があるわけで、ちょっとラインナップ的には複雑ですね。
では、2018年版のX1 Yogaについて見ていきますが、X1Carbonと多くのところで共通です。価格設定についても共通の点が多く、違うのはYoga特有のところです。X1 Carbonの記事も参照していただき、違いについて取り上げたいと思います。
まずはラインナップ。左からFHD、WQHD、WQHDのHDRモデルと、ディスプレイの形式によって分けていますね。
X1 Carbonとは、CPUやメモリー、SSDの価格設定は、全く同じです。
この「Display 14.0型WQHD液晶(2560x1440 IPS 500nit)光沢あり」は、X1 Carbonで色再現性に優れるHDR液晶を選択した場合に表示される内容なのですが、これがX1 Yogaだと、こうなります。
X1 Yogaはタッチパネル非搭載モデルは存在しませんので、解像度と、輝度(ニト、nit)によって選択することになります。より明るく、はっきりと、色が再現される500nitが、もっとも高い、ということになります。
内蔵カメラとキーボードのところも、X1 Carbonとは選択肢が変わってきます。カメラはなぜかX1 Yogaのほうが安いんですよね。
キーボードはX1 CarbonにあるNFCの選択項目がないのですが、これはまた別で選ぶようになっています。結局は同じことと言えます。
アダプターもX1 Yogaのほうが、選択肢が多いです。でもこれ、「&」で結ばれるのは機能が多いわけではなく、別にもう一つついてくるだけのことです。ご注意ください。HDMI-VGA変換などは市販品もたくさんあります。ThinkPad独自の規格で買っておいたほうが良いと言えるのは、有線LANのRJ45拡張コネクターくらいでしょうか。
これも、自宅ではUSB Type-CドックやThunderbolt3ドックを使い、外出先では無線LANだけという人なら、不要と言えます。
X1 Carbonでも言えたことなのですが、まだカスタマイズ項目が出揃っておらず、割引率も低いので、急いで買いたい人以外は、春先くらいまで待つのもいいかな、と感じられる内容です。
いまのところ最短お届け予定日は3月7日になっていますが、カスタマイズ項目によっては3月20日と表示されるものもありますので、出揃ってからだと、実際に手元に来るのは4月や5月くらいかな、とも思います。
個人的にもこの春は買い替えを検討してますので、いろいろ悩む日々が続きそうです。