3月にThinkPad X1 Yogaが届いて、はや3ヶ月がたちます。これまで他社のPCにThinkPad トラックポイント・キーボードを接続して使ってきましたが、ThinkPad自体を使うのは、生まれて初めてのこと。店頭で触ればなんとなくわかるし、評判は確かにいいけれど、実際に長期間自分で使ってみないと、その良さも悪さもわかりません。
さて、3か月経過した今の感想はどうか?
「イイね!」、この一言に尽きるような気がしています。
なんといってもキーボードが打ちやすい。キーピッチ(キーの間隔)が19mmとフルサイズ。自宅でも、出先でも、つねに同じキーボードを使うので、その時々で入力の感覚が変わり戸惑うことがありません。
画面を回転させ180度以上に折り曲げると、キーボードのベゼルが浮き上がり、キーがロックされる「リフトンロック機構」というものがありますが、これもキーの打ち心地に影響を与えていません。リフトンロックのおかげで、タブレットモードやスタンドモードでも安心して使うことが出来ます。キーが擦れることがありませんからね。
薄いノートPCでは犠牲になりがちなキータッチも、キーがフラットではなく微妙に湾曲しているため、指にピタッと合います。何時間打ち続けても、違和感はありません。
自分は何台ものパソコンを同時に併用はせず、すべてを1台で済ませています。以前はデスクトップとノートPCという使い分けもしていたのですが、自宅、出先、旅行先、どこでもまったく同じ環境で使いたいと考え、1台にまとめるようになりました。
ですから、1台で出来るだけあらゆる用途に対応できる、そんなノートPCを探し続けてきました。
ノートPCモード、タブレットモード、スタンドモード、テントモード。4つのスタイルに自由自在に変形するこのX1 Yogaは、自分が探し続けてきたベストなノートPCなのだと実感しています。