ThinkPad X1 Yogaには、OneLink+と、WiGigの2つのドック(ドッキングステーション)が用意されます。
それぞれの利点と欠点を考えてみます。
Onelink+ドックの利点と欠点
利点
- VGAが使える
- ThinkPad本体にコード1本繋げばOK
- 価格が安め
欠点
- HDMIを使う場合、変換コネクタが必要(本体側のHDMIは使えなくなるそうです)←本体側もそのまま使えるとの情報をコメント欄でいただきました。ありがとうございます。
- 有線でつながるので、ThinkPad本体を動かすのが面倒くさい
WiGigドックの利点と欠点
利点
- HDMIが使える
- 電波が届く範囲なら好きに動かせる
欠点
- VGAを使う場合、変換コネクタが必要
- ThinkPad本体に電源コードはつなぐ必要がある
- 電波が途切れる可能性がある
- 価格が高め
個人的にはWiGigの「電波が届く範囲なら好きに動かせる」は大いに利点だと思います。PCを寝室で使ってる場合、サブディスプレイで映画を流しながら、自分はThinkPadをベッドに持って行くというようなことも簡単に出来ます(WiGigの電波は決して強くないので、あくまでも届く範囲だけになりますが)。
有線でつながっているOneLink+だと、こうはいきません。
かたや、WiGigといえど、普段は本体に電源コードを挿す必要があります。挿さないで使うなら、バッテリーを使える間だけになります。これでも十分に利点ですけどね。
あとは似たり寄ったりなので、好きなほうを選ぶ感じになるでしょうか。
自分はOnelink+ドックを選択
では自分はどうしたか? OneLink+ドックにしました。「PCにはどうせ電源を繋がなければいけない」 「自宅のディスプレイはVGA接続のもの」、この2点の理由によります。
ちなみに今のところ、OneLink+ドックは以下の機種が対応しています。
- ThinkPad X1 Yoga
- ThinkPad X1 Carbon 2016
- ThinkPad X1 Tablet(プロダクティビティモジュール経由)
- ThinkPad Yoga 260
追記:2017.03.18
2017年モデルからはThinkPadに搭載になったUSB3.1(Type-C)コネクターを用いたドックに変更となります。WiGigは対応機種ではそのまま使えるものの、OneLink+ドックはお払い箱に。
詳細はこちらを参照してください。