ThinkPad X1 Yoga はじめて日記

本ブログ・サイトは、記事全体がアフィリエイト広告で構成されております。

新型モバイルノートPC、ThinkPad A285

続いて先日から販売が開始になったThinkPad A285

f:id:wow360:20180922165434p:plain

Aシリーズってなに? って感じだったのですが、見た目はThinkPad X280。サイズも12.5インチで同じ、重量も約1.13kgで同じです。USBコネクターの数なども同じ。指紋リーダーの位置も同じなので、外見だけだと区別はつかないかもしれません。

じゃあ何が違うんだろうと見てみたら、AMD Ryzen ProとRadeon Vegaグラフィックス搭載との文字が。これはなに?

一言で言うと「インテル入ってない」ということなんですね。CPUが慣れ親しんできたインテルのCore iシリーズではなく、AMDのRyzen 3 Proであるということ。
価格とCPUのコア数やスレッド数のバランスでインテル社に対抗できるモデルを供給していくメーカーとのことで、同性能でも比較的安価に手に入れられる、というところが特徴でしょうか。グラフィックの処理も高速とのことです。

このA285は先日19日から販売開始になったばかりですが、すでに販売開始から半年くらいたったX280と同程度の価格になってるので、冬のボーナス商戦の時期になると、割引クーポンの率もよくなって、X280より魅力的な製品になるかもしれませんね。もちろん今でもカスタマイズ次第では、価格と性能のバランスからお得な組み合わせが可能かもしれません。

X280とA285。選択肢の幅の広さはThinkPadシリーズの売りではありますが、似てるようで微妙に違うみたいなものがたくさんあると、これはこれで悩んでしまいますね。

→もしかしてバランスの良い名機かも!? ThinkPad A285の詳細を確認してみる

センター(中心)を大事にするハイスペック15インチThinkPadの新商品、ThinkPad X1 Extreme

ここ一ヶ月くらいの間に、気になるThinkPadの新商品が2機種、販売開始になりました。

今回は画面サイズ15インチのThinkPad X1 Extremeを取り上げます。

f:id:wow360:20180922161032p:plain

ライバルはMacBook15インチなんだろうなと思わされる機種です。重量も約1.7kg(タッチディスプレイのモデルは約1.8kg)なので、ほぼ同じです。CPUがCore i9まで選択可能というのも、MacBook対抗なんだろうなと感じさせられました。
ひと目見て好感をもったのは、テンキーを排除してること。これまでのThinkPad15インチモデルはテンキーがあるものが多かったしそれはそれで必要としてる方もいるんだとは思うのですが、ノートパソコンにテンキーを組み込むと、キーボードのセンターがディスプレイに対しだいぶ左側にずれることになります。そのため、ThinkPadの売りであるトラックポイントの位置も、もちろんトラックパッドの位置も左にずれる。これが個人的には気持ち悪くて仕方なかったんですよ。

たとえばこちら、15.6インチのThinkPad E570のキーボード。

f:id:wow360:20180922161842p:plain

ノートパソコンを開く。その前に座る。キーボードで入力していく。その両手が、画面に対し正面に座った場合、ずっと左寄りで打ち込み続けることになります。体もゆがみますよね? これを問題視する人があまりいないのが、以前から不思議でした。
E570は15.6インチと巨大で、重量も約2.3kgありますから、外に持ち出すことは前提とはしていません。それは別に構わないのですが、このセンター位置からのズレは、果たして使いやすさにつながるものなんでしょうか? 大画面ノートパソコンに無批判にテンキーを搭載し続けたのが、個人的にはずっと疑問だったんです。

その点MacBook15インチはよく考えてる作ってるなと思ってたのですが、今回のX1 Extremeも、よくやってくれた! という強く感じました。

https://www.lenovo.com/medias/lenovo-laptop-thinkpad-x280-feature-life-style-1-1116x416.jpg?context=bWFzdGVyfGltYWdlc3wxMzM3MjN8aW1hZ2UvanBlZ3xpbWFnZXMvaDRmL2hiMy85ODMxMjY2NjE1MzI2LmpwZ3xiNDRmMDk4ODRlM2I5OTJiODBjYTg3NGZhZjZkMDJhZmZlMWM2ODAzMDliYTdkMzRkY2NhZGFkZTgyODY5N2U0&w=1180

スペック的にはさすがにユーザービリティの高いThinkPadと思わせる内容です。X1シリーズではあるけど、なんとM.2SSDスロットを2つ用意し、2枚挿しが可能で、RAIDまで組めてしまいます。内蔵SSDでRAID可能というのもすごいですね。

メモリーも2枚挿しの最大64GBで、ユーザー側で交換が可能です。

モンスターマシンとして必須の外部GPU、NVIDIAの「GeForce GTX 1050 Ti」も搭載。CPUオンボードでないグラフィックボードが乗ってると、処理も分散化され高速になります。

ディスプレイはマルチタッチ対応で、3840x2160の4Kディスプレイと、1920x1080のフルHDディスプレイの2つを用意。自分の使っている14インチのThinkPad X1 CarbonではフルHDディスプレイを選んでますが、15インチまで大きくなるなら、4Kのほうがいいような気もします。

外部インターフェイスはUSB 3.1 Type-C(Thunderbolt 3共用)×2、USB 3.0 Type-A×2、HDMI、イーサネット(有線LAN)拡張コネクター、メモリーカードスロット、マイク入力/ヘッドホン出力。メモリーカードはフルサイズです。
ACアダプターは大容量電力に対応できる135Wのタイプで、以前からの黄色角型の電源用のコネクターを使って充電するそうです。でもType-C側でも充電は可能とのこと。電力を使う作業をしない、充電はゆっくりでいいということであればUSB充電も可能というのは、便利ですね。

個人的にはここまでの性能は必要としてませんし、持ち歩くには1.7kgは重いので、買うことはないかなぁ……。MacBook15インチみたいなWindowsマシンがほしいと思ってた方には、おすすめできる機種だと思います。

もちろんこれもから割引クーポンが適用可能なので、購入ボタンを押す前に、クーポンコードを確認して、入力するのを忘れないでくださいね。週末とか深夜が割引率も高くなるので、おすすめです。

 

→15インチにふさわしい性能と拡張性のThinkPad X1 Extremeの詳細を確認してみる

宇宙の日記念の成田・ヒューストン間限定ANAスペースフライトでThinkPad X1 Carbon

今回はアメリカ・ヒューストンへ出張です。いつものようにチェックインしたあとANAのラウンジに行くと、なんかいつもと雰囲気が違います。ラウンジ入り口のスター・ウォーズとのコラボ塗装の飛行機の模型が置かれてたエリアに、宇宙服や実物の宇宙食が展示されていました。

f:id:wow360:20180920174735j:plain

何気なく写真に収めたけど、まさかこれがこのあとのフライトに関係していようとは、このときはつゆとも思わずでした。ちゃんと写真に撮った立て看板には書いてあったのにね。

f:id:wow360:20180920174754j:plain

ラウンジでは長時間フライトに備えてシャワーを借り、最近お気に入りの山菜そばを食べてから、ゲートに行って搭乗。入り口で迎えてくれるキャビンアテンダント(CA)さんは、スペースフライトのボードを持ってました。でも乗ってみると、スター・ウォーズ飛行機のような変わったことは何もなし。なんなんだ? と、この時は思いました。

出発して1時間くらいで、一食目の機内食の時間。配られたメニューにある「スペースカレー」の文字。なんですかこれは。ANAのエコノミークラスのカレーといえば野菜カレーが定番。こうなるともう一食の普通のカツ丼なんか頼んでる場合ではありません。ここはカレーを選択します。

f:id:wow360:20180920174917j:plain

トレーにはこのフライトの記念の搭乗証明書やステッカーが載ってます。ありがたくお土産にしましょう。

f:id:wow360:20180920174944j:plain

f:id:wow360:20180920175023j:plain

肝心のカレーは、おいしい。ANAのエコノミークラスでは野菜カレーが出ることが多いんですが、ちょっと水っぽいことが多く、それより濃厚で断然おいしいです。CAさんに聞いてみると、今回は機内食として採用されているものと同じカレーを特別に出してるんだそうです。「いつもよりおいしい」と言ってしまいCAさんに苦笑いされたのは、申し訳なかったです。

 

長いフライトだと途中でお菓子をもらえたりしますが、これも宇宙食に採用されてる羊羹や、緑茶など特別なものがたくさん。機内のデコレーションまでがんばってます。

f:id:wow360:20180920175150j:plain

f:id:wow360:20180920180132j:plain

詳しく聞いてみると、ANAラウンジの入口の立て看板に書いてあったとおり、9月12日の宇宙の日から20日の空の日までの9日間だけ、成田・ヒューストン間を飛ぶフライトのみで行われるスペシャル企画とのことでした。そんなことは全く知らなかったので、ほぼ毎月毎週のように飛行機に乗る身としては、新鮮でとても楽しかったですね。


スター・ウォーズ飛行機はいつどこのフライトで乗れるかはわからず運次第です。記憶によればもう数年は飛んでて、自分も運良くR2-D2型とBB-8型の2つに乗ることが出来ました。こちらの写真は先月(シカゴ・成田便)で乗れたBB-8型のものになります。

f:id:wow360:20180920175422j:plain

座席のヘッドレストや紙ナプキンも特別、機体塗装も特別です。ですが今回のスペースフライトは特にそういうことは無いけど、機内食やお菓子などが特別。

f:id:wow360:20180920175931j:plain

今回乗ったスペースフライトは期間限定といえど、ヒューストンとの間に一日一往復飛んでますので、乗ろうと思えば確実に乗れます。とはいえわずか9日間となると、レア度ではこっちのほうが上なのかな? そんなタイミングで乗れたのは、本当にラッキーだったなと感じました。

 

なぜヒューストンが宇宙と関係あるの? と今の若い人は思われるかもしれません。
アメリカの宇宙開発を担ってるNASAといえばフロリダ半島にあるケネディー宇宙センターが有名です。なにかしらの打ち上げがあると日本でもよくニュースで取り上げられます。
でもケネディーの方は打ち上げの担当で、打ち上がって上昇が安定したら、ヒューストンにあるジョンソン宇宙センターの管制室に引き継がれます。これはかつてのアポロ計画やスペースシャトル計画でも同じで、ジョンソン宇宙センターにはアポロ宇宙船の月着陸を指揮した管制室がそのまま残されており、見学することも出来ます。当時の記録映像で月に降り立つ宇宙飛行士との無線交信の「こちらヒューストン」という呼びかけを思い出す年配の方も多いのではないでしょうか。
宇宙飛行士の訓練もヒューストンの宇宙センターで行われます。まんが『宇宙兄弟』でも取り上げられた場所なので、そっちで知ってる人も多いかもしれませんね。

今も宇宙を飛んでる宇宙ステーションの映像を見ると、使われてるノートPCのほとんどはThinkPadなんですよね。それだけ信頼と安心のブランドなんだろうなと、見るたびに嬉しく感じるものです。

f:id:wow360:20180920175105j:plain

→宇宙でも大活躍! ThinkPadの詳細を見てみる

北アメリカ(カナダ、アメリカ、メキシコ)で使えるAppleSimの激安サービス(5GB、150日、10アメリカドル)

今や海外旅行にせよ出張にせよ、SIMフリーのスマートフォンに現地や世界各国対応のSIMカードを入れ、飛行機が着陸したその瞬間からネットに繋ぐようになってきました。以前は飛行機を降りて空港の無料wifiにつないでいたのですが、空港によっては無料wifiサービスがお粗末なところも多々あり、だったら安くなったSIMですぐに繋ぐ方がはるかに快適だよなと思うようになったのです。

 

SIMカードはタイの会社の「sim2fly」と、香港の会社の「AIRSIM」の2つを使い分けています。だいたいの国はsim2flyでなんとかなりますが、これは中国国内は対応してないので、中国ではAIRSIMを使うことで対処してます。中国も最近対応したそうなので、今度行くときに確認したいですね。
AIRSIMは1日だけのプランがある国もあるので、融通がききやすいです。

 

とはいえ実は、北アメリカ3カ国(カナダ、アメリカ、メキシコ)に限ると、はるかにおとくなサービスがあります。

それは、iPadでのみ使うことができるAppleSIMを使い、アメリカの電話会社T-Mobileが提供している「5GB、150日間、10ドル」のプランを契約すること。例えばAIRSIMをアメリカで使う場合、「5GB、30日間、568香港ドル」のプランになりますが、約8,000円になります。もっと短期だとたとえば「1GB、48時間、88香港ドル」というのもありますが、1日あたりの価格が約1,250円と高くなります。
sim2flyの場合「制限なし(最高速度は4GBまで)、15日間、799バーツ」というプランになりますが、これだと約2,700円。「1GB、3日間、299バーツ」というプランもありますが、これでも約1,000円。
これらと比較すると、T-Mobileが提供している「5GB、150日間、10ドル」のプランがいかにお得か、よくわかります。

これが実際に契約してる状態の表示になります。

f:id:wow360:20180912144440j:image

購入日、有効期限の欄でいつまで使えるか、残容量がいくつかもわかります。契約してるプランがない場合、新規プランを契約からで選ぶことができます。
ちなみにauはもちろん日本のですが、登録しただけで使ってませんね。左上のキャリア表示のMovistarは、T-Mobileのメキシコのローミング先ですが、特に料金が高くなることもなく、何も心配せずそのまま使えます。
VIP SALONES PREMIERは、アエロメヒコラウンジのフリーwifiです。

 

ただこのT-Mobileのプラン、もちろんiPadで契約をするのですが、一番最初は現地でT-Mobileの電波を掴まないと、契約を進めることができません。最初に会員登録が必要で、住所や名前、クレジットカード番号などいろいろなものを入力しなければならず、飛行機が着陸したらすぐに使える、というものでもないんですね。

とはいえ一度その登録を行っておけば、150日の間に再び渡航することがあれば、飛行機モードを解除したらすぐに電波を掴むようになりますし、その期間を超えてもT-MobileのID登録は有効なので、日本にいてもwifiを通じてログインし、会員登録内容の確認をしたり、北アメリカに渡航する前にプランに登録しておくことも可能になります。

今のところ自分は、この3種類のSIMを取っ替え引っ替えして、いろんな国でのネット接続環境を整えています。ただAppleSimの場合、外出時もどこに行く時でも、電波元のiPadを持ち歩き、スマホをiPadにテザリング(wifi接続)して使うことになります。食事に行く時など別にiPadを持って行く必要がないのに、電波のために持って歩かないといけないのは、正直言って邪魔なのは、事実ですね。とはいえ5GBで10USDというのは激安なので、ありがたく使わせていただいておりますが。

ちなみにAppleSIM、たとえば日本だとauがそのプランを提供しているのですが、なんと「1GB、1,500円」。他の国での契約も似たり寄ったりで、T-Mobileほど利便性の高いサービスは今のところ見つかっていないので、自分としては北アメリカ専用という感じになっています。T-Mobileさんには感謝しております。

 

そんなわけで今回AppleSIMはメキシコへの渡航でプランを契約しました。以前はThinkPad X1 Yogaを持ってきましたが、今回はThinkPad X1 Carbon 。 

前回来たときと同様、今回もアエロメヒコ(メキシコ航空)のラウンジは相変わらず混んでいて、あまり快適じゃないなぁと思っていたのですが、裏側に階段があるのを発見。上に上がってみると、ほとんど利用者がいない広い空間が広がっていました!

f:id:wow360:20180912143535j:image

ドリンクや軽食も一階と取り揃えは同じで、快適そのもの。

f:id:wow360:20180912143548j:image
空港のラウンジはビジネスエリアを探せば快適といつも書いていますが、こういう隠れた穴場を探すのもまた、いいものですね。

f:id:wow360:20180912143605j:image

iPad自体、長らくThinkPadをデュアルディスプレイ化するために必須の相棒となっていますから、これで通信面でも欠かせない相棒となった感じですね。 

→私のThinkPad X1 CarbonはWWANを搭載していないのですが、スマートフォンやiPadのテザリングで快適に利用できています


ThinkPad X1 YogaやX1 Carbonを大幅割引で購入できるクーポンを確認してみる