今回ThinkPad X1 YogaのSSDを再注文で選ぶ際、超高速のNVMeではなく、あえてSATAのSSDを選びました。
NVMeのSSDは格安で選べる
ThinkPad Yoga 260では128GBのSATA-SSDと512GBのNVMe-SSDとで、9万円近い差がありました。ですがX1 Yogaの場合、4万円差で選べます。512GBのSATA-SSDとの比較では、約2万円の差となります。
これ、十分にというか、本当に安いです。amazonで見ると512GBのNVMe-SSDは5万円以上します。それをカスタマイズで4万円差で選べるなら、普通なら、選ぶのがお得です。
SSDは交換できる
X1 YogaはNVMeの1TBSSDを選べる予定ですが、今はまだカスタマイズ項目にありません。もっと言えばこの記事を書いてる時点では、NVMeの1TBSSDは一般販売されていません。他の機種、たとえばT460sの選択肢で選べた時期もあったんですが、今はまた選べなくなっています。
すでに発表はされているので、いずれ販売開始になるし、X1 Yogaのカスタマイズ項目にも入ってくるでしょう。でもそれがいつになるかは、未定です。
実は個人的に、512GBでは物足りない。最初から1TBを選べるなら選びたかった。でも無いものは、無い。
ところが速度にこだわらずSATAでいいならば、m.2の1TBSSDは販売が開始されていまして、交換用に購入しました。
交換前提となると、カスタマイズでNVMeのSSDを選ぶのも……と思ってしまったわけです。箱にしまっておくだけですから。
512GBで十分なら、カスタマイズでNVMeを選ぶのが一番お得だと思います。
ThinkPadの売りはメンテナンス性の高さ
レノボのThinkPadが他社製のPCともっとも違う点は、どこか? 個人的にはユーザー側でのメンテナンス性の高さこそが、最大の利点だと思っています。
保守マニュアルが一般に広く公開されており、これを見ればどういう手順でなにをすればいいのかが、ひと目で分かるようになっています。
ThinkPad X1 Carbon & X1 Yoga保守マニュアル
部品を手に入れられればという条件付きではありますが、メモリーやSSDのみならず、キーボードも、バッテリーも交換出来ます。
特殊なネジをつかったり接着剤で貼り付けたりして裏蓋を開けることが出来ないPCも増えてる中、マニュアルも一般公開してくれているThinkPadは、本当にユーザーフレンドリーだなと感じさせられます。
おかげで、個人的に必要とするSSDを、安価に交換することが出来るわけですからね。本当に助かります。