USB Type-Cというのは、Windowsだけでなく、スマートフォンや、Macでも採用されている汎用規格です。基本的にはどの機種でも使えるように設計されています。
さて、ThinkPad USB Type-C ドックは、ThinkPad以外で使えるんでしょうか?
そこで今回は、MacBook12インチモデルをお借りして、試してみることにしました。
電源含めType-Cコネクタが1つしか無い、不便だ! とよく話題になる機種ですよね。たしかに1つしか無い……。外出先ならともかく、オフィスや家で使うなら、いろいろ不便だろうなと感じさせられます。
ドックからPCに接続するためのType-Cケーブルを差し込み、電源を入れてみます。とくに「認識しました」とか「接続しました」とか表示が出ないんですが、たしかに電気は流れているようで、普通に充電されています。ドライバをインストールしてくださいとかも、ありません。
問題は、ドックとして使えるか、拡張性を持てるか。ここが大事なんですよね。VGAケーブルを差し込んで、デュアルディスプレイができるかどうか。ドキドキの瞬間です。
できました! これは素晴らしいですね。USBメモリーも差し込んでみましたが、普通に認識しました。
さすがType-Cと言うべきでしょうか。MacBookでThinkPadブランドのドッキングステーションを使うというのはなんか変な気分がしますが、使えるというのは、いいですね。
MacBook12インチモデルが対応しているのはUSB Type-Cで、Thunderbolt3規格はMacBook Proのみの対応となります。そのためThunderbolt3 ドックは、Macbook12インチでは使えない可能性が高いです。また、MacBook Proであれば使えると思いますが、これも今回は試せていませんので、もしご利用を検討されている方は、各自でのご確認をよろしくお願いします。