先日発表されたばかりのThinkPad 13の販売が開始されました。思ったより早いですね。
シリーズ名はXシリーズでもTシリーズでもなく、なんと13シリーズという新たなもの。今回ちゃんと売れてくれれば、次もあるという感じでしょうか?
基本的な構成と価格を見てみます。
エントリーパッケージは税込みで69,960円ととても安いけど、CPUはセレロン。だけどドライブは128GBのSATASSD。最低限のワードやエクセル、動画鑑賞ぐらいならありかもしれません。CPUは最高だとCore i7-6500Uまで選べます。
SSDは、最高は512GBのSATASSD。ThinkPad X1 Yogaのようなハイエンドで選べる高速SSDは見当たりません。
メモリーはDDR4の二枚刺しで、最高で8GB2枚の16GBが可能です。
液晶は1366x768のHD液晶か、1920x1080のIPS FHD液晶の二択。FHDにしておいたほうがいいと思います。13インチでHDは、個人的には文字が大きすぎる印象があります。
USB端子が4つもある(USB 3.0 x 2、Powered USB 3.0 x 1、Type-C USB 3.0 x 1、)し、私もX1 Yogaで便利に使ってるOneLink+ドックをつなぐことが出来ます。
バッテリー駆動時間は最大で約11時間。これだけあれば十分でしょう。
重量は最小構成時で約1.44kgと少々重めですが、それにしてもこの価格設定でこのスペックは、なかなか良いバランスではないかと感じます。14インチは大きすぎるが、12インチは小さいという一般的なビジネス用途にピッタリの機種と言えるでしょう。
指紋認証、Core i7、512GBのSSD、メモリー16GBなど、Win10はHomeだけど他すべてを最高にしてカスタマイズすると、税込みで174,960円になります。それなりの価格になりますが、これはクーポン適用前の価格です。クーポン適用率を仮に20%とすると、約14万円になります。このスペックでこの価格というのは、他ではなかなか見ることは出来ません。
またなによりも、ThinkPadはそのカスタマイズの柔軟性がすばらしい。CPUをセレロンにし、メモリーを16GB、SSDは512GBなんてこともできます。簡単な作業しかしないけど、ウィンドウは大量に開いておきたい、データはたくさん持ち歩きたいなんて要望にも、ThinkPadなら応えられます。
注文から到着までそれなりに時間がかかるのは、このカスタマイズの柔軟性あってこそ。一度自分の希望するスペックで手に入れると、本当に便利に使いこなすことが出来ます。
ぜひいろいろカスタマイズをいじって、割引クーポンを適用してみて、自分の望むThinkPadを、安く組み立ててみてくださいね。