以前、Lenovo Companionを利用したドライバー更新の記事を掲載しました。
基本的にはこれでOKなのですが、実はこのLenovo Companionのチェックで出てこない、そこまで重要ではないけれど更新できるドライバーを検索し、システムにインストールする方法があります。
Lenovo Companionの左のメニューの選択肢に「システム更新」というのがあるので、選択。
システム更新の画面に変わったら、「新規更新の確認」を選択。
すると、新たにインストール可能なドライバーの一覧が表示されます。
推奨更新と任意の更新と言われてしまうと、ちょっと悩んでしまいます。重要ではないからこそ、Lenovo Companionのシステムチェックでは重要な更新がないと言われる。それに今、使ってる上で不具合はない。不具合はないのにあえて更新する必要があるのだろうか……?
どれも重要そうに見えます。せっかくなので、推奨のものだけ、更新してみます。①チェックを入れて、②更新のインストールを選択。
この手の作業をするときは、他のプログラムやアプリは停止し、作業中のものはすべて保存しておきましょう。
そうすると自動で作業が進んでいくのですが、88%まで進んだ時点で、こんなウィンドウが開き、先に進まなくなってしまいました。
そういえば更新するとして選んだ推奨項目の中に、BIOSがありました。
普通こういう場合なにもせずに放置していれば自動で処理され先に進むものなんですが、今回は待てど暮らせど先に進まず。どうやら自分で選ばないとダメなようです。
一度深呼吸をしてから、Nextを選択。
この作業をする前にバッテリーをちゃんと充電しておきなさい、ACアダプターを接続しておきなさいといった、重要事項のインストールにつきものの注意書きです。
作業中に絶対に電源を切らないように。でははじめましょう!
Yesを選択。一度シャットダウンされた後で、自動でBIOSの更新がかかります。こういうシステムの根幹に関わる作業は、いつもドキドキしてしまいます。ただひたすら待つのみ。
すると再起動がかかり、なんと、今までは白文字だった起動画面の「Lenovo」の文字が、派手になりました(笑)。
その後も二度ほど暗転を繰り返して、起動完了です。
再度、Lenovo Companionで確認してみます。
はい、推奨更新はすべてインストールされ、任意の更新だけが残っている状態になりました。これらはそのままにしておくことにしました。
今回は気軽に作業を始めてしまったのですが、予想外におおごとになってしまい、ちょっとびっくりしました。
ドライバー類の更新は、できればその前に、常にシステムバックアップを取っておいて、なにか不具合が起きたら元に戻せるようにしておいたほうが、いいと思います。
もちろん使用していて不具合や不満を感じていないなら、これらの作業はなにも行わないのもありだと思います。とくに出張中や旅行中、寝る前などは避け、土日など時間のあるときに行うのがよいでしょう。