このたびThinkPadの新機種として、ThinkPad 13が発表されました。
13インチ台(13.3インチ)のビジネスThinkPad
特徴はなんといっても、13インチ台のThinkPadということでしょう。他社のビジネスノートPCは13インチ台が主流で、14インチを売りにするThinkPad X1 YogaやT460sは、どちらかというと珍しい部類に入ります。
14インチは大きい、だが11や12インチでは小さいというビジネス層をターゲットにしてるのではないかと感じられます。
USB Type-Cを搭載
最大の売りはやはり、最新のUSB3.1、通称Type-Cコネクターを搭載していること(その後コネクターはType-Cだが、能力としては3.0と判明しました。お詫びして訂正しておきます)。電源コネクターを共用にする機種も多い中(ThinkPad X1 Tabletもコネクター共用型です )、電源とは別に設計。その結果、USB 3.0 x 2、Powered USB 3.0 x 1、Type-C USB 3.0 x 1と、USBだけで4つものポートを持つことになりました。ノートPCでこれだけあれば十分でしょう。
さらにX1 Yoga同様OneLink+ドックで、拡張性もばっちりです。
また、WiDiという別の大型ディスプレイに画面を出力する新規格にも対応しており、プレゼンテーションなどに役立ちそうです。
他にはHDMI、SDXCカードリーダーを搭載。ストレージが128GB~512GBのSSD、メモリーは4GB~16GB、バッテリー駆動は11時間、液晶ディスプレイはフルHD(1,920×1,080ドット)のIPS式と、HD(1,366×768ドット)TN式の2種類とのことです。
安い!だけど、ちょっと重い
価格設定は一番低いCeleronのCPU搭載モデルが83,000円、Core i5-6300Uで123,000円とのことですが、SSDやCPUは多くの選択肢が用意されるでしょうから、おそらくカスタマイズの最高スペックでは15万円ほどになるのではないでしょうか? そう考えると性能の割には安い部類と感じられます。
重量は1.44kgとのこと。少し重いような気がしますが、この価格設定でこの重量であれば、十分に魅力的ではないでしょうか?
個人向けカスタマイズモデルの販売開始はまだ未定ですが、また魅力的な機種がひとつラインナップに加わり、選択肢が広がりました。